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前 次 JFAユース選手権日程

* 2008年のユース選手権の日程が、ほぼ決定した。今年は2日間の開催で、3月29日(土)、30日(日)の両日となる。会場は前回と同じ千葉県立幕張総合高等学校(〒261-0014 千葉市美浜区若葉3丁目1番6)。また30日の終了後から翌日にかけて、(社)日山協主催のユース強化合宿も計画されている。

(2007/12/19)

前次 船橋ロッキーお正月コンペ2008

* 恒例となった船橋ロッキーでの“お正月コンペ”が、来年も1月3日、4日の両日で開催されることが決定しました。3日が、7月に開催されたジュニアB-Sessionの第2回、そして4日が(大人の)B-Sessionとなります。定員はどちらも男女合わせて50名程度を予定しています。詳細は追ってお知らせします。

* 尚、1月5、6日の両日はBーSession課題(予選・決勝)を復元して営業し、皆さんに楽しんでもらう予定です。

(2007/11/19)

前 次IFSCルール2007 主要変更点

* INTERNATIONAL CLIMBING COMPETITION Rules2007(以下IFSC ルール)は、文字通りクライミング競技の国際大会のルールブックである。クライミングの国際大会は、IFSC(International Federation of Sports Climbing:国際スポーツクライミング連盟)と言う組織が統轄している。まあ、誰か金持ちが世界中の強いクライマーを集めて勝手にコンペを開いても別にかまわないのだが(X-GAMES などはこの類になる)、一定の統一されたルールのもとでそして良くも悪くも権威にもとづいて開かれる国際大会は、このIFSCの公認する大会と言うことになる。

* 昨年までUIAA(UNION INTERNATINALE DES ASSOCIATIONS D’ALPINISME:国際山岳連盟)の中の競技セクションであったUIAA Climbing =旧ICC(INTERNATIONAL COUNCIL FOR COMPETITION CLIMBING:国際競技クライミング評議会)がUIAA から独立したのがIFSC である。このUIAA からの独立には相当のごたごたがあったようだが、ここでは触れない。

* このIFSC ルールは、毎年改定が行われている。最近では05年に全面的な見直しが行なわれた。もともとIFSC ルールは競技種目にリード(従来のディフィカルティ)だけだった時代に作られたものに、後からスピードやボルダーが加わった関係で、04年版まではリードだけに関係した事柄が、一般規則の中にかなり入っている、などの構成上の問題点があったし、明かな記述の誤りもかなりの数に上っていた。’05年版でそうした構成上の問題点が整理され、また直接競技運営に関係しない事項は他の文書に移されるなどして、かなりすっきりしたものに生まれかわっている。それでもまだ意味不明の記述もあり、その後も細かい部分が毎年変更されている。

* 今年は一つ、ある意味で大きな変更がある。それはこれまで長く使われてきた“COMPETITION CLIMBING”の名称が捨てられ“SPORT CLIMBING”となったことだ。その裏にはオリンピックへの採用に向けての配慮があるという。“COMPETITON”と言う言葉ではあまりに競い合うことが前面に出過ぎているということのようだ。

* 同じような理由によると思われる用語の変更があるが、これは日本語に訳してしまうと分からないのでここで指摘しておく。まず、従来の“competitor”が“athlete”に改められている。あえて訳し分けるなら「選手」、「競技者」など考えられないでもないが、どちらがどちらか?となると頭が混乱しそうなので、どちらにしても「選手」と訳すのが無難だろう。どういう理由かスピードのところでは従来のままなのだが、これは変更忘れだろうか。

* それから、男女の別を“Men”、“Women”としていたのが“Male”、“Female”に変わった。“Men”、“Women”と言うのは随分以前からフェミニストからは批判の対象となっている使い方で、なぜ使い続けるのか疑問に思っていたところだ。これもオリンピック採用に向けて、こうした表現がルールに残っているのはまずいということでの変更ではないだろうか。

* さて以下、一般の選手やスタッフに関係の深い事項について変更点を見ていこう。


* 全体に共通する部分では限定=デマケーションに関する規定で変更があった。(3.2.2)デマケーションは05年まではバウンダリと呼ばれ、一切触れてはならない部分の設定が規定されていた。それが06年に名称が変更されると同時に、一切触れてはならないケースと、触れても良いが使用してはならないケースに分けられた。

* それが今年は、いっさい触れてはならないケースへの言及が削除されている。この理由は不明であるが、あるいは昨年のマレーシアのワールドカップでルーフ下一帯を全て限定した結果、多くの選手が競技中止となったことへの反省によるものかもしれない。

* ただし、それに続く文言で「(それ)以外の限定が設定される場合は、それは全選手に告知されねばならない」とある。これを適用すれば、完全に接触不可の限定を設定することができないわけではないと思われる。


* ボルダリングでは大きな変更が2点あった。一つは、準決勝の競技順である。(3.4.4 c)従来はリードと同様、予選順位の逆順だったが、予選順位と同じ順番で競技するように変更された。ボルダリングは06年の改定で2ラウンド制から3ラうンド制に変わった。そして準決勝と決勝は同日実施で、その間隔は2時間あけることになっている(5.1.5)。だが選手の回復を考えれば、その間隔は長い方が良い。

* もし準決勝の競技順を予選順位の逆順にすると強い選手の競技順が後になるが、強い選手=決勝に残る可能性の高い選手だから、決勝に残った選手の回復時間がそれだけ短くなってしまう。逆に準決勝で強い選手を先に出してしまえば、彼らはそれだけ長く決勝までの間に休むことが可能になる。観客の注目の集まる決勝で、選手がよりベストに近いコンディションで良いパフォーマンスを行えるようにするための変更といえるだろう。

* また一方で、準決勝と決勝の間隔は2時間もあれば充分という見方もある。深読みすれば今年の改定を踏まえ、今後この間隔が短くなる布石とも考えられるかもしれない。

* 次にボルダーのアテンプト開始時に関する部分である。(5.3.6)従来はルールと実際に行われていることの間に矛盾があった。これまでのルールでは、アテンプト開始の定義を選手の体の全てが地面から離れることとし、また両手のスターティングホールド(=そこに手足を置いた状態でアテンプトを開始しなければならないホールド)の指定は必須で、フットホールドについては片足または両足を指定するものとしていた。

* この両方に従えば、両足のスターティングホールドの指定は、シッティングスタートでなければできないことになる。スタンディングスタートで、両足のスタートホールドを指定したら、スターティングホールドの全てに手足を置く前に地面から体の全てが離れ、アテンプトが始まってしまうことになるからだ。ところが実際の競技会では、スタンディングスタートで両足のスタートホールドの指定が行われていた。しかし、もしスターティングポジションに入る動作中(=片足が宙に浮いている状態)に残る足が滑って地面についてしまった場合、それを1 アテンプトにカウントすると、選手はスターティングホールドの規定を盾にまだアテンプトは始まっていない、とクレームをつけることができる。ルールと実際の競技の矛盾は運営側の責任だから、これは認めざるを得ないだろう。

* そこで今年、スターティングポジションに入るのに失敗した場合は、1アテンプトにカウントすると言う規定が入った。これでこの問題は一応決着なのだが、同時にアテンプトの開始の定義=選手の体の全てが地面から離れること、という文言が削られてしまった。これは別の問題につながる。すなわち、片足のみ指定の場合及びシッティングスタートの場合のアテンプトの開始が宙に浮いてしまうのだ。常識的には従来の規定に従うのだろうが、現状の文言では、スターティングホールドの全てに手足が置かれればアテンプト開始と解釈でき てしまう。そうすると、一度手足の全てをスターティングホールドに置いた後の仕切り直しまで1 アテンプトに数えることになる。

* まさかそんなことはするまいが、ルールである以上これは厳密に規定すべきだろう。すなわち、スターティングホールドの全てに手足が置かれること、選手の体の全てが地面から離れることの両方をアテンプト開始の要件とするべきである。

* この他、用語の変更として、従来の課題=プロブレムという言葉が「ボルダー」に置き換えられた。クライミングに詳しい人にはプロブレムと言う言葉に違和感はないが、ボルダーと言ってしまった方が一般の人にはより分かりやすい、と言うことだろうか。


* リードでは、特定のクイックドローについて、特定のホールド(より手前のホールドも含め)からのクリップを青の十字マークで指定する規定に追加がある。(4.5.5 c)指定のホールドとクイックドロー(クイックドローそのものではなく、そのクイックドローのかかっているハンガー基部のウォール)に青十字でマーキングがある場合は、そのホールド及びその手前のホールドでクリップしなければならず、クリップせずに通過した場合は、競技中止、というのは従来通りだが、その指定ホールド以降のムーブは成績に数えない旨が追加された。

* ただこの規定だけでは、そのホールドを保持した状態でのムーブを含めるか否かが不明である。つまり、そのホールドを保持した状態で、クリップ前に次のホールドを保持/タッチした場合を認めるか、それともそのホールドから完全に手が離れてしまって以降なのかがわからないのだ。そのホールドを保持した状態は、明らかにレジティメイトポジションであり、その状態でのムーブを認めないとしたら選手の反発は大きいように思うがどうなのだろうか。

* リードについては、ルールとは別に「Numbering holds on LEAD competition」という、ジャッジの細かい基準を示した文書が公開されている。これは2006 年の「Judges Seminair」(原文のままフランス語と英語の混合?)での検討内容をまとめたもののようだ。この中では、例えばいくつかのホールドが近接してあって複数の手順があり得る場合、その手順毎にどのように評価するべきかが、具体的な例を挙げて解説されていたりして興味深い。

* 例えば、持ち替えを要するホールドについては、ナンバーを二つ与え、例えば片手で35、両手で36 と言った具合に評価すると言うことが明確に言われている。この場合は、1つのホールドで部位によってナンバーを分ける、というのとは扱いが異なる。そのホールドのどこを保持したかは問題ではないのだ。

* 同時に近接した二つのホールドで複数の手順がありうるものも同様に、どちらを先に保持しても同じナンバー、両手保持で初めて1つ上のナンバーという扱いになる。この場合で注意すべきは、一方を保持後に、その手を送ってもう一方を保持してもナンバーは変わらないと言う点である。つまり2個のホールドであっても先の1つのホールドで二つのナンバーを持つケースと同じなのだ。これらを総称して「デュオホールド」と呼んでいる。


(2007/7/29、8/5 一部削除、8/20 一部追加)

前 次 2007年度JFAユース強化選手決定

*  '07年度のユース強化選手が以下の通り決定した。強化選手は各地の協力クライミングジムを無料で利用できる。例年と同じく、3月のユースチャンピオンシップまでの、昨年度の大会成績などをもとに23名(男子12名、女子11名)を選出した。

* 本年も人選には苦労させられた。年齢別グループ(IFSC=旧UIAAクライミングの3つに、その下のアンダーユースBを加えた4グループ)に男女それぞれ3名ずつを基本として選考したが、最終的には全グループ同数ではなく偏りが出ている。本当なら入れたい選手はまだ何人もいるが、無際限に選ぶわけにはいかない。毎年のことながら、今年も苦渋の選択をせざるをえなかったということである。選ばれた選手は無論だが、むしろ今年「選べなかった」選手のみなさんの今後に期待したい。

男子(12名)
安間 佐千(栃木県) 芝田 将基(栃木県) 杉本 怜(北海道)
角田 大樹(埼玉県)津守 暁斗(山口県)中嶋 徹(長野県)
中原 栄(岡山県)新田 龍海(神奈川県)羽鎌田 直人(長野県)
樋口 純裕(佐賀県)堀  創(宮城県)山内 誠(神奈川県)
女子(11名)
井本 美帆子(京都府) 小田 桃花(山口県) 尾上 彩(埼玉県)
梶山 沙亜里(京都府)田中 彩奈(東京都)縄重 未来(山梨県)
沼田 ほあし(茨城県)野口 啓代(茨城県)平井 悠希(茨城県)
門間 希美(埼玉県)山縣 茜(山口県)(各 五十音順)

(2007/6/9)

前次ジュニアBセッション(オープン)日程決定

 船橋ロッキーで、中学生以下を対象とするボルダリング・コンペが7月か8月に開催されることになった。協賛は現在のところグレゴリー、ノースフェース、イボルブの3社が決定。日程は世界ユースなどの日程を考慮した上で最終決定される。

 詳細は決定次第、船橋ロッキーのウエブサイトやこのページなどで発表する。

(2007/3/9)


 その後、日程は7月22日、夏休みが始まって最初の日曜日に決定した。募集人数は50名を予定している。

(2007/4/5)

前次JMAリード・ジャパンカップ2007 開催地と日程

 諸般の事情から開催地と日程が宙に浮いていた同大会だが、6月2日(土)、3日(日)の開催で決定した。先に5月19日、20日とお伝えしたが、変更となった。 会場は神奈川県秦野市の県立山岳スポーツセンターである。

 詳細は決定次第、日山協のサイトやこのページなどで発表する。

(2007/2/15、2/17 追加訂正)

前次JFAユース選手権2007 日程発表

 同大会はここ数年、新潟県妙高市のI-nac 国際アウトドア専門学校で開催されてきたが、本年は千葉県立幕張総合高等学校での開催が決定した。日程は、2007年3月25日(日)。また、それに続いて日本山岳協会による強化練習会も昨年同様に行われる見込み。

(2006/12/15)

前次Bsession2007開幕戦 グレゴリー メスカリートカップ
 (船橋ロッキー 正月コンペ)競技形式決定

 船橋ロッキーで開催される正月コンペの競技形式が発表された


・P2カップ(1月2日)⇒35課題を4時間でセッション方式


・グレゴリー・メスカリートカップ(1月3日)⇒

予選:男女とも計5課題をSENDFEST方式。

競技時間は1課題に対して5分を予定(参加人数により4分に短縮あり)。

決勝:予選の上位 男子8人、女子6人を選出。

UIAA方式の決勝同様、男女1人ずつ登場しサドンデスで1ラウンドにつき2人ずつ減らす。男子が3ラウンド、女子が2ラウンドで男女とも上位2人がスーパーファイナルへ。

スーパーファイナル:男女ともオンサイト。

先に女子の競技から行う(男女同時進行ではない)。

この1ラウンドで優勝者を決める。同高度の場合は決勝、予選の順位を加味する。

正月コンペ ポスター

(2006/11/22)

前次船橋ロッキー 正月コンペ開催のお知らせ

 船橋ロッキーでは来年(2007年)の正月、今年に引き続き正月コンペを開催します!

 正月という前代未聞の時期に開催した今年のコンペには、2日間で79名の方が参加してくれました。遠く北海道、新潟、岐阜、京都等々からも参加して下さり、主催者としては感激の至りでした。その時の来年も!という約束を、果たせそうで一安心です。

 日程については、1月2日にP2カップを、翌3日にB-Session “グレゴリー&メスカリートカップ”を予定しております。

 P2カップはセッション方式で、R6(八級位)〜R12(一級位)までの30課題を4時間の競技時間で楽しんでいただきます。競技終了後のお年玉抽選会も今年通りです。これも盛り上がりましたね。来年はどんなお年玉が貰えるか、お楽しみに。

 BーSession “グレゴリー&メスカリートカップ”は、SEND FEST方式を今回も採用致します。ただし更に面白くする為、若干の修正を加える予定です。詳しくは追ってホームページ上でお知らせ致します。

 セッター陣も前回と同じメンバー(茂垣敬太・渡辺数馬・藤原 亮・竹内俊明・菊池良太・榊原佑子)です。ワールドカップに学んだ最新のムーブも、てぐすね引いて待ってます。

 是非今から、2007年の正月の予定に組み込んで、ロッキーの正月コンペでクライミング登り初めをお楽しみください!

船橋ロッキー 代表 田村幸雄

(2006/10/14)

前次ボルダリングコンペ シーズン到来
  ――ジャパンカップとB-Session日程

■第2回ボルダリングジャパンカップ(12月23、24日 加須市民体育館)

 昨年、神戸のアシックス社アトリウムで第1回大会が行なわれ、平山ユージの参戦もあり、日本のコンペ史上にのこる名試合となったボルダリングジャパンカップ。第2回は埼玉県加須の市民体育館でおこなわれる。課題数など若干ことなる可能性もあるが、昨年どおりUIAAルールにもとづいて行なわれる予定。

 UIAA方式はイマイチ“盛り上がり”に欠けるという意見が多かったが、今シーズンから準決勝のラウンドが設けられ、決勝の方法も改善されたので、ぜひ観戦されたい。

■B-Session2007

 はやくも来シーズンのB-Sessionのスケジュールが発表された。現時点で5戦が予定されている。

  • 第1戦 1月3日 船橋ロッキー(2日にはP2カップ開催)
  • 第2戦 2月3日、4日 ストーンマジック “ザ・ノースフェイスA5カップ”
  • 第3戦 2月24日 PUMP大阪 “ingaCUP”
  • 第4戦 3月 ピラニア(山梨)
  • 第5戦 3月or4月 G4(岐阜) 調整中

(2006/9/26)

前次日本山岳協会 国際大会の代表候補選手を追加

* 日山協クライミング委員会では、春に決定した32名に加え、ジュニアオリンピックカップ、ジャパンカップの成績により、以下の選手を2006年度代表候補選手として追加した。なお、ボルダリングの男女3選手は、春の選考で記入漏れとなっていたもの。

[男子ユース]角田大樹、樋口純裕、太田祐資

[女子ユース]白石愛美、田中彩奈

[男子リード]小澤信太、田中周兵

[女子リード]遠藤由加、萩原亜咲

[男子ボルダリング]岡野 寛、保科宏太郎

[女子ボルダリング]田井千香

(2006/9/6)

前次日本山岳協会 ルートセッター、審判講習会

* JOCジュニアオリンピックの会場である富山県南砺市の桜ヶ丘クライミングセンターで、同大会に先立つ8月8日(火)〜10日(木)にかけて、日本山岳協会が主催するルートセッターとジャッジの講習会が開催される。講師はルートセッターが飯山健治、東秀磯。ジャッジが安形康、山本和幸。

* 最終日には認定試験を実施し、それにより日山協の公認資格が認められる。ルートセッター、ジャッジともに、現在のところ日山協の資格制度は国体審判資格との整合性の問題で宙に浮いた状態だが、日山協の競技関連の組織改編にともない、ようやく向こう1年程度でこれも解消され資格認定が可能になる見込みとなっている。

* 要項はこちら。また問い合わせは日本山岳協会事務局(〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育館内 Tel:03-3481-2396、Fax:03-3481-2395、メール:info@jma-sangaku.or.jp 担当:中川)まで。

(2006/6/21)

前次2006年度ユース強化選手決定

*  '06年度のユース強化選手が決定した。強化選手は各地の協力クライミングジムを無料で利用できる。3月のユースチャンピオンシップまでの、昨年度の大会成績などをもとに26名(男女とも 13名)を選出した。メンバーは以下のとおり。

ここ数年、ユースでは有望な選手が多数登場しており、人選には実に苦労させられた。各クライミングジムには、無償でご協力いただいており、無際限に指定選手を増やすわけにもいかず、心ならずも指定からはずさざるを得なかった選手も多い。次年度以降は、下限はなく上限は19才までとしている対象年齢を、狭めることも検討せざるをえないと思われる。

男子
安間 佐千(栃木県) 岡部 一成(北海道) 佐々木 悠吾(埼玉県)
柴田 晃一(神奈川県)清水 淳(京都府)杉本 怜(北海道)
角田 大樹(埼玉県)中嶋 徹(長野県)中原 栄(岡山県)
羽鎌田 直人(長野県)橋場 友祐(富山県)樋口 純裕(佐賀県)
堀 創(宮城県)
女子
井本 美帆子(京都府) 小田 桃花(山口県) 尾上 彩(埼玉県)
梶山 沙亜里(京都府)小林 由佳(茨城県)白石 愛美(千葉県)
簾内 由希(宮城県)野口 啓代(茨城県)萩原 亜咲(北海道)
平井 悠希(茨城県)門間 希美(埼玉県)安田 あとり(山梨県)
山縣 茜(山口県)(各 五十音順)

* 本年も多くのクライミングジムからご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
なお、ご協力いただいているジムは以下のとおりです(06年5月31日現在)。


北海道レインボークリフ
宮城県クライミングジムB'nuts
新潟県スクエアクライミングセンター新潟店
Rock You!
茨城県つくばspole
栃木県LOST CANYON
ROCK CRAFT
群馬県ウォールストリート
埼玉県エナジークライミングジム
PUMP1号店
東京都クライミングジム ランナウト
T-wall江戸川橋店
T-wall錦糸町店
T-wall東村山店
B-PUMP(国分寺)
神奈川県J-wall
ストーン・マジック
クライミングジム NOSE
PUMP2号店
ビッグロック横浜店
B-PUMP2(横浜)
山梨県クライミングジム ピラニア
クライミングジム 天
長野県アートウォール
静岡県スクエアクライミングセンター(浜松)
ビッグロック静岡店
愛知県ビッグロック名古屋店
福井県ロックスケイプ
京都府CRUX京都店
奈良県OCS シティロックジム大和郡山店
大阪府OCS シティロックジム
CRUX大阪店
PUMP大阪店
島根県M-Wall
福岡県ラリーグラス長丘店
沖縄県やまあっちゃークライミングジム

(2006/5/31)
(2006/7/7 協力ジムにM-Wallを追加)

前 UIAAボルダリング競技ルールの解釈

* ボルダリング競技で、体が振られるなどしてマットに足が擦った場合、これまでリードと同様にその時点でアテンプト終了としてきた。昨年のボルダリング・ジャパンカップの男子予選では、さすがにこれは無理がある、と言うことで「お目こぼし」をしたケースはあったが、その時はあくまで例外という判断だった。ところが今回、事情があってUIAAルールを再検討した結果、こうした場合はアテンプト終了とする必要がない可能性が出てきた。

* ルールの該当箇所は、「5.4アテンプトの終了」の2(暫定日本語版のP.27)である。ここには「アテンプトは、地面に戻った(原文も“return”)時、 ― 中略 ― 終了となる」とあるが、リードのような「体の一部が地面に触れた」と言った表現は見あたらない。体が振られて足がマットに擦れたような場合まで「戻った」とすることは、考えにくいだろう。つまりマットは、デマクレーションの黒ライン外と同じという解釈が可能なのだ。

* ボルダーではその程度は大目に見ないと、出だしのセクションでのムーブの可能性を狭めてしまうため、こうした書き方にとどめているのかもしれない。また仮に、これが単なる「書き忘れ」であっても、少なくとも現行の文言ではそうした判断は抗議の対象となりうるだろう。とは言っても無論、ある程度以上体重がマットに乗ったと判断されたら、すぐに足を上げたとしても終了になるので、足が擦れないように注意すべきことに変わりはない。

(2006/4/29)

前 ボルダリングジャパンカップ2006の日程

* 本年度のボルダリングジャパンカップ(日本山岳協会主催)の日程は12月23日(土)、24日(日)に決定した。会場は、埼玉県加須市の市民体育館。

(2006/4/12)

前 京都市中学校体育連盟 第10回クライミング競技会

* 中学生だけを対象とするクライミング競技会と言うのは全国でもあまり例を見ないが、京都市中学校体育連盟(京都市中体連)が開催するこの大会は今年で既に10回目を迎える。京都市中体連からは佐々木悠吾、梶山沙亜里と言った、現在のユースのトップクラスを輩出しているが、それは学校の部活動レベルでの積極的な取り組みの結果である。各地の高校山岳部、WV部でも少子化にともない、人気のある競技に生徒を奪われ、活動の成り立たないところが少なくない中で、中学校のこうした動きは注目に値するだろう。

(2006/4/6)

前 B-Session2006年間ランキング訂正

* 先に発表したB-Session2006の年間ランキングに一部誤りがありましたのでお詫びして訂正させていただきます。11位となっていた新見聡一が8位となりこれにともない、8位から下の選手の順位が繰り下がる他、一部の選手の順位が入れ替わります。

(2006/3/26)

前 リードジャパンカップ2006の日程

* 本年度のリードジャパンカップ(日本山岳協会主催)の日程は9月2日(土)、3日(日)に決定した。会場は、昨年の国体会場だった岡山県真庭市の湯原クライミングセンター。

(2006/3/12)

前 UIAAの2006年版ルールが発表

* UIAAによる国際大会の新ルールが発表された(原版へのリンク)。昨年は全体の構成も含め、多くの変更点が見られたが、今年も大きな変更点がいくつかあるようだ。とりあえず目についたところをお知らせする。

* まずボルダーのファイナルの形式が変わったことが挙げられる。従来はファイナルも予選もいわゆる「ベルトコンベアー方式」だったが、今年からファイナルは、一つのプロブレムを各選手が一人ずつトライし、全員のトライが終わったら次のプロブレムへ移る形になった。つまり決勝では、競技しているのは常に一人で、一人の選手が完登するなりギブアップしたら、すぐに次の選手が競技を始めるというわけだ。これまでのように、あっちでもこっちでも選手が登っていて、どこを見ればよいのかわからない、ということは無くなるし、また何より誰も登っていない白けた時間がなくなる。観客にとっては、これまでより面白いものになる。よりアトラクティブな競技を目指した変更と言えるだろう。

* 同時に、従来の2ラウンド制から3ラウンド制に変わった。セミファイナルとファイナルは同日の実施となる。また各ラウンドのプロブレム数も予選が6、セミファイナルとファイナルは4に固定された。

* また昨年はボルダーのオブザベーション中は、ホールド以外の壁の表面に触れることも1アテンプトに数えるものとされていたが、今年はホールドに限定された。昨年の規定では解釈上、一つのホールドを触った後、続けて壁に手をつけたまま動かして別のホールドに触れても、1回にしかカウントできないからだろう。

* リードでも、大きな変更点がある。まず安全上の必要がある場合、特定のクイックドローへのクリップを特定のホールド(及びその手前のホールド)から行うことが指定される。この場合、青い十字(cross)でマーキングされる。これは従来も同じような規定があったが、より明確化された。

* また小さな変更ではあるが、リードでは選手自身がホールドをクリーニングすることが禁止されたので、注意。

* リードで最大の変更は、スーパーファイナルで同着があった場合、所要時間で判定する(速く登った方を勝ちとする)ことが可能になった(必ずそうしなければならないと言うことではない)点だ。個人的にはあまり好ましいこととは考えないが、決まった以上はやむを得ない。スーパーファイナルにおいては、フォールにせよ完登にせよ、アテンプト終了時をきちんと計時することが必要になったわけである。同時に、スーパーファイナルを、ファイナルと同じルートでおこなうことも可能になっている。その場合ファイナルでは、完登でなくともその時点で1位の選手は直ちに隔離しなければならない。

この他、これは各種目共通だが、コンピュータを選手がアイソレーションを含めた競技エリアへ持ち込むことが禁止になった。また予選ラウンドの競技順だが、CUWRを持たない選手は従来CUWRを持つ選手の前となっていたものが、逆にCUWRを持つ選手の後に登ることに変わった。これはCUWRのある選手がいつも後に登るのは不公平だから、だそうである。そう言うハンディは、強い選手の勲章という考え方もあると思うのだが...

(JUDGE 2006/2/24)

前 ユースチャンピオンシップ日程

* 今年のJFAユース選手権は、昨年と同じく妙高高原のI-nac国際アウトドア専門学校で3月25日(土)に開催される。⇒ユース大会のスケジュール

* また、続いて3月26日(日)、27日(月)に、同じ会場で日本山岳協会主催の強化合宿が開催される予定。詳細が確定次第、お知らせします。

(2006/1/6)

前 B-Session2006第2戦 グレゴリー&メスカリートカップ情報

* 1月3日に船橋ロッキーでおこなわれるB-Session2006第2戦のオーダーが発表された。まだ締め切っておらず、今後もアップトゥデートで更新されるとのこと

(2005/12/25)

前 B-Session2006最終日程

* B-Session2006の日程は先に発表したもので確定となった。したがって2月4日(土)、5日(日)にストーンマジックで開催される第4戦が最終戦となり、年間優勝者が決定される。

(2005/12/14)

前 日本選手権日程

* 春に横浜で開催されていた日本選手権だが、来年は川崎のパンプ2号店の新店舗で開催されることにほぼ決定した。

* 日程は4月15、16日の予定。詳細は決定次第お知らせします。

(2005/12/7)

前 船橋ロッキー「お正月コンペ」のお知らせ

* 先にお知らせしたとおり、B-Session2006の第2戦は1月3日に船橋ロッキーで開催されるが、このたびそのお知らせが船橋ロッキーから寄せられた。

正月コンペに向けて

 このたび私どもロッキーでは、お正月(1月2日、3日)という今まで誰も考えなかったであろう時期に、コンペを企画いたしました。

 フリークライマーの正月の過ごし方としては、観光を兼ねて地方の岩場を訪問するか、友人・家族と普通の(?)正月を過ごすのが一般的であるように思います。そこで今回、緊張感のあるお正月を過ごすパターンもあっていいのではないか、また地方のクライマーの方々には、この正月休みを利用しての関東の岩場やジムを巡るツアーの一環として参加していただいても面白いのではないかと考えた次第です。地方から来られる皆さんの宿泊については、ビジネスホテルが何軒か船橋ロッキーの近所にあります。特別にお正月料金というのはなく、一泊4,900円位だそうです。

 肝心のコンペの内容ですが、1月2日は普段コンペにはあまり縁の無い一般のクライマーの皆さんを対象に考えています。競技形態はセッション形式、グレードはロッキーグレードで、R6〜R12位(6級〜1級)。とにかくコンペの雰囲気を、思いっきり楽しんでもらえたらと思います。

 1月3日はB―セッションです。私どもロッキーで開催するのは2002年以来、4年ぶりです。気合を込めて、我がロッキーの総力をあげて皆さんをお迎えする所存です。競技方式は、ロッキーのサポートクライマーである茂垣敬太、榊原佑子の両名が、今夏ソルトレークのコンペで体験したSEND FEST方式を採用する予定です。この競技システムは課題のホールドごとに一定の得点が与えられていて、数多くのムーブをこなした者が高得点を獲得するという、SEND FEST独特のルールです。

 そして、セッター陣は茂垣敬太・渡辺数馬をメインに、チームエクスカリバーの竹内俊明・藤原 亮・菊地良太・榊原佑子というロッキーならではの面々を予定しています。

 どうかこの「お正月コンペ」に皆様の参加をご検討いただきたく、お願い申し上げる次第です。

船橋ロッキー   代表 田村幸雄
スタッフ   茂垣敬太 渡辺数馬
竹内俊明 藤原 亮
榊原佑子 菊地良太

(2005/10/29)

前 次 リード・ジャパンカップ開催迫る

 リードのジャパンカップは先にお知らせしたとおり、11月5日(土)、6日(日)の2日間にわたり、埼玉県加須市の市民体育館で開催される。ジャパンツアーのない今、リードの国内メジャー大会は春の日本選手権とこのジャパンカップしかない。そのためだろうか、今回の出場者は、久々に豪華な顔ぶれとなった。

 特に男子。これだけの選手が一同に会するのは数年に一度、いや10年に一度のことかもしれない。

 皇帝平山ユージにいどむ若き戦士、ベテランたち。先日の上海ワールドカップで初出場9位という好成績を上げた安間佐千。昨年度のふたりの年間チャンピオン、佐川史佳、篠崎喜信、さらに10年間チャンピオンの柴田朋広。3度の年間チャンプの記録を持つ木孝明。そして、宿命のライバル茂垣敬太、松島暁人の直接対決。なんとここまで挙げた名前ですでに決勝の定員8名となってしまった! まだまだ伊東秀和もいれば、渡辺数馬も、嵯峨敦も、佐々木悠吾も、堀創も、柴田晃一も、中原栄もいるのだ!

 はたして8名が決定できるのか? この大役を担うのは飯山健治。セッター生命のすべてをこの一戦に賭けることを宣言している。はたして男子ファイナルのグレードは?5.13cでは足りないであろう。では5.13d。ひょっとしたら5.14aか?

 あまりにすごい男性陣の前に影が薄くなる女子だが、世界選手権3位の野口啓代の独走を阻止すべくふたりのベテラン、木村理恵、遠藤由加の出場が話題となっている。

 神戸でのボルダリングジャパンカップはまさに歴史に残る一戦だった。今回のリードジャパンカップはそれを超える大会になることは必須。これを見逃すのはクライマーとしてあまりに惜しい。

(北山 真 JFA競技委員長)

(2005/11/1)

前 次 B-Session2006日程 追加情報

* B-Session2006の日程について、その後第3、4戦の日程が決定した。

* 第3戦は“第2回Inga cup in Osaka”として1月14日(土)にパンプ大阪店で、第4戦はストーンマジックで2月4日(土)、5日(日)の開催となる。

(2005/9/19)

前 次ボルダリング・ジャパンカップ申込用紙の訂正

* 9月23、24日に開催されるボルダリング・ジャパンカップ申込用紙申込フォームに一部訂正がある。

* 宿泊斡旋の希望日が「9月23、24日」になっていたが、これは「9月22、23日」(大会の前日と第1日目の夜の宿泊)が正しい(すでに訂正版をアップロード済み)。

* 申込済みの方が宿泊日を訂正される場合は、日本山岳協会(info@jma-sangaku.or.jp、Tel:03−3481−2396 担当:中川)へご連絡ください。

(2005/9/5)

前 次 B-Session2006、ユース選手権日程

* 年末から来年にかけてのB-Session2006などの日程について、確定した分をお知らせする。

  • 12月10日 第1戦 T-WALL東村山
  • 1月3日 第2戦 船橋ロッキー
  • 1月下旬 第3戦 大阪パンプ
  • 2月中旬 第4戦 ストーンマジック
  • 3月末 JFAユース選手権 妙高高原 i-nac

(2005/8/21)

前 次 リードのジャパンカップ日程について

* リードのジャパンカップは、今年は前年の国体会場という通例に従って、埼玉県加須市の加須市民体育館で、11月5日(土)、6日(日)に開催予定である。

* フリーファン49号に、開催場所が神戸とあるのは誤りなので注意されたい。

(2005/7/14)

前 次 ボルダリングジャパンカップ開催決定

* 日本山岳協会では、今年からリードだけでなくボルダリングのジャパンカップを開催していくことになった。 今年は9月23日(金・祝)24日(土)の両日、神戸のアシックス本社(〒650-8555 神戸市中央区港島中町7-1-1)内のアシックスアトリウムで行われる。実施要項は近日中に発表される(7/24掲載)。

 なお今年から日本山岳協会が主催する大会、またUIAA/ICCの公認する大会への派遣選手は、日本山岳協会への選手登録が必要になった。未登録の選手は、参加料とは別に登録料も必要になる。

(2005/7/14)

前次2005年度ユース強化選手決定

*  JFAでは'99年から、毎年ユース強化選手を選出している。強化選手は各地の協力クライミングジムを無料で利用できる。歴代の強化選手には、茂垣敬太、松島暁人など、世界に通用するクライマーも少なくない。

 本年も3月20日のユースチャンピオンシップまでの、昨年度の大会成績をもとに強化選手20名(男子 12名、女子 8名)を選出した。メンバーは以下のとおり。

男子
安間 佐千栃木県柴田 晃一神奈川県中嶋 徹長野県
尾崎 晃一東京都塚田 洸北海道永田 乃由季沖縄県
小西 大介岡山県中原 栄岡山県堀  創宮城県
佐々木 悠吾京都府新田 龍海神奈川県堀込 悟群馬県
女子
梶山 沙亜里京都府簾内 由希宮城県濱 沙代子京都府
小林 真秀茨城県野口 啓代茨城県門間 希美埼玉県
小林 由佳茨城県萩原 亜咲北海道(各 五十音順)

* 本年も多くのクライミングジムからご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
なお、ご協力いただいているジムは以下のとおりです。


北海道レインボークリフ
宮城県クライミングジムB'nuts
新潟県スクエアクライミングセンター新潟店
Rock You!
茨城県つくばspole
栃木県LOST CANYON
ROCK CRAFT
群馬県ウォールストリート
埼玉県エナジークライミングジム
PUMP1号店
東京都クライミングジム ランナウト
T-wall江戸川橋店
T-wall錦糸町店
T-wall東村山店
B-PUMP(国分寺)
神奈川県J-wall
ストーン・マジック
クライミングジム NOSE
ビッグロック横浜店
B-PUMP2(横浜)
山梨県クライミングジム ピラニア
長野県アートウォール
静岡県スクエアクライミングセンター(浜松)
ビッグロック静岡店
愛知県ビッグロック名古屋店
福井県ロックスケイプ
京都府CRUX京都店
大阪府OCS シティロックジム
CRUX大阪店
PUMP大阪店
福岡県ラリーグラス長丘店
沖縄県やまあっちゃークライミングジム

(2005/7/11、7/29 協力ジム一覧にリンク設定)

前 次B-Session2005について

* B-Sessionはこれまで年度単位で――4月から翌年3月までを1サイクルとしてポイントを競ってきたが、この1〜2年の傾向として6月に北海道で開催された後、年末から2、3月に大会が集中する傾向があった。夏をはさんで中だるみ感がある、年度単位とはいいながら、年が明けてから前年の年号のついた大会が多いのも違和感があるなどと言われてきた。そこで今後は年度ではなく年を単位として開催することに決定した。2005年は1月のパンプ大阪店大会(inga cup)が第1戦となる。ポイントについては、移行措置として2004年のポイントを2005年に合算する。なお、大会数が5戦を上回った場合は、上位5戦の成績合計で計算する。

(2004/12/13)

渡辺数馬 外河有紀子

* 先日の北海道大会が最終戦となり集計の結果、男子は91ポイントと断トツの成績で渡辺数馬(写真左)、女子は40ポイントで外河有紀子(写真右)が2004-2005の年間チャンピオンに輝いた。男子2位は宮保雄一、3位が田中周平。女子は3ポイントの差で尾川智子が2位、3位は田井千香であった。

* なおB-Session2006の日程は現在のところ未定である。

(2005/7/11)

top次ジャパンツアーの終焉 ――最終戦は12月に金沢で

ヴィテンののいち大会ポスター

* '92年以来、国内の年間シリーズ戦として開催されてきたジャパンツアーが、ついにその歴史を閉じることになった。13年にわたり、その企画の中心となってきた北山によって終了宣言が発表されたのである。

 国内の競技レベルの向上と、スポーツとしてのクライミングを社会的に認知させていく上で、同大会の果たした役割は大きい。だが、その規模とレベルの維持は、とりわけ昨今の経済情勢のもとでは困難なものとなっていたのである。

 12月4、5日 石川県金沢市近郊の野々市スポーツクラブV10(ヴィテン)での04年度第3戦が最終戦となった。



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