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2005 第2戦 “T-WALL BLOC CONTEST”

女子優勝の外川有紀子

大阪の因果カップに続いて2連勝を飾った外川有紀子
決勝第3課題。


東京都

T-Wall江戸川橋店


2月5日


リザルト(PDF)


 今回、年末からの工事を終えた江戸川橋店の2Fボルダーエリアが初お目見えしました。ルーフに150°の大前傾壁と多彩な形状のニューウォールと、従来のベーシックな1Fエリアの両方でコンペが行われました。参加人数はエキスパート男女、ミドル合わせて70人。選手全員にNIKEのTシャツとパワーバーが参加賞として贈られました。


小澤信太

男子決勝は“若者”の闘いとなった
3位入賞の小澤信太 決勝第1課題


 女子決勝には田井選手、石橋選手、尾川選手、外河選手が進みました。小柄ながらも思いっきりのよさで登る田井選手や、上手さが光る石橋選手らが苦労する中、尾川、外河選手が力強い登りで3課題を完登。3課題とも一撃で登った外河選手が優勝を飾りました。 これで外河選手は-Session第1戦に続いて2連勝。いや〜強いです。

 男子決勝はダイナミックかつ少し読み≠ェ要求される課題となりました。1つ目のマントル課題は全ての選手が完登。続く横っ飛びからルーフを行く2課題目は、他の選手が登れない中、渡辺選手が会心のクライミングで一撃。渡辺選手一歩リードの中、最終課題へ。

 最初に登場した茂垣選手が出だしのスローパーの処理に手こずりながらも、正解ムーブを発見し見事完登。続く渡辺選手は出だしで何度かつまずきながらもなんとかその箇所をこなしましたが、完登まであと2手というところで力尽きてしまいました。続く小澤選手、保科選手も完登できずに終了。結局トライ回数の差で渡辺選手が見事優勝を飾りました。

 

 表彰式では上位選手に特別協賛のNIKE ACGより時計やダウンジャケットなどが贈られました。またほとんどの選手が協賛各社からの商品を手にしました。

 また草野ホールドからホールドトロフィーがエキスパート男女1位の選手に贈られました。

 

 今回は多くの方に参加いただいて有難うございます。選手や観客の方々には楽しんでいただけたのではないかと思っています。ほとんどのコンペ課題は残してありますので、登れなかった課題はぜひ落としに来て下さい。また御協賛各社にこの場を借りてお礼申し上げます。

 

(提供:ティーウォール)

 予選は各クラスともランダムセッションで、12ある課題を時間内に何回でもトライできるというシステムで行われました。予選は選手同士お互いにムーブを教えあったり、他の選手の応援をしたりと、いつもジムや岩場で仲間とセッションしている雰囲気で進んでいきます(もちろん選手たちは真剣そのものですが)。成績は完登数(何本登れたか)と、それが同じの場合はK点(途中の通過点)の数が考慮され、予選通過者はエキスパート男子準決勝に11人、エキスパート女子決勝に4人、ミドル決勝に8人となりました。

 エキスパート男子準決勝は4つの課題を各3分の持ち時間で回るシステムで行われました。また他の選手の登りが見れないオンサイト方式で、しかもトライ回数も成績に考慮されるので緊張感も高まります。決勝には3課題を少ないトライ回数で登った、保科選手、小澤選手が同着で1位通過。続いて渡辺選手、茂垣選手が決勝に進みました。

 続いてミドル決勝が行われました。決勝は各クラスとも3課題を各3分の持ち時間のオンサイト方式で進んでいきます。1課題目のランジ(飛びつき)の課題はほとんどの選手がクリアーしたのですが、2課題目、3課題目になるにつれて厳しさを増していきます。多くの選手が完登を逃す中、金子選手が2課題目を一撃し、見事優勝を果たしました。


男子入賞者

男子入賞者
3位 小澤信太、優勝 渡辺数馬、
2位 茂垣敬太(左から)

女子入賞者

女子入賞者
2位 尾川智子、優勝 外川有紀子、
3位 石橋文子(左から)



協賛

草野ホールド、ロストアロー、マムート、パワーバー、ウサミックス、ネルソンクライミングジャパン、キャラバン、インターテック  (順不同)

写真:北山 真

草野俊達

スタッフにはかの“石の人” 草野俊達も。


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