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国際大会 2008年    2009年へ2009年へ  2007年へ 2007年へ

前WCリード最終戦クラニで野口啓代3位
――栄えある第1回の総合チャンピオンに

年間総合チャンピオンに輝いた野口啓代

* スロベニア・クラニで行なわれたWCリード最終戦で、野口啓代はヨハンナ・エルンスト、マヤ・ビドマーに続き3位に入賞。年鑑ランキングも5位となった。そして今年から設定されたリード、ボルダー、スピードを合わせた成績でみごと年間総合チャンピオンに輝いた。男子の年間総合はデヴィッド・ラマ。

* 安間佐千はこの大会で8位となり、年間ランキングは5位だった。

(北山 真、写真:千葉和浩 2008/11/18)

前アジアユース選手権2008(山口大会)宿泊、競技日程

* 参加者で、宿泊について返信をいただいていない方が多数います。

  1. 1日にセミナーハウスに宿泊するかどうか
  2. 同行者がいるかどうか
  3. 同室に関して希望があるかどうか

以上について、21日までに北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで、必ずご返信ください。現地への予約はすべてこちらで行ないます。なお、セミナーパークはすべてツインルームとなります。

宿泊=30日新山口駅前東横イン(シングル→5,000円、ツイン→7,500円)
=31日セミナーパーク(一泊2食つき 4,000円)
=1日同上 (交流会がありますので、できる限りお泊りください)

※ 他の施設にお泊りの方も、その旨ご連絡ください。

※ 1日に宿泊するかどうかを含め、かならずご返信ください。いっしょに宿泊される保護者、コーチの方のお名前もお願いします。

 
日程 その他
受付30日 16:00〜17:00 新山口駅前東横インロビー
※ この時間より前にチェックインしないでください)
テクニカル
ミーティング
30日 20:00〜21:00(参加する必要はありません)。
※ 連絡事項、スタート順は21:30ごろホテルに張り出されます。
当日受付31日8:00〜8:30
開会式8:30〜9:00
競技31日 予選 9:30〜18:30
※ 2ルートをフラッシング方式で(他選手の登りを見ることができます)。
※ 男子を先に行なう予定です。
1日 決勝 各カテゴリー10名
男子決勝11:00〜14:00、女子決勝14:00〜17:00
参加費3,000円

* 日程は変更される可能性があります。

* 時間の関係で、日本人選手はスピードには参加しません。

* 日本人の決勝進出枠は6名です。予選で10位以内になっても決勝に進出できない場合があります。特に男子ユースA、ユースB、女子ユースBは可能性が高いので、事前にご了承ください。

* 日本以外の参加国は、韓国、中国、台湾、香港、インド、インドネシア、カザフスタンの予定です。

(北山 真 2008/10/19)

前アジアユース選手権2008(山口大会)出場選手確定

* 今年のアジアユース選手権は10月31日、11月1日の両日、山口県セミナーパークにおいて開催されるが、同大会の日本人参加選手が確定した。

* 2008ジュニアオリンピックカップの各カテゴリー1位〜8位までの選手で、繰上げはおこなっていない。9月末日までに申し込んだ選手で、下記の名簿に名前がない方は、至急北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで連絡されたい。なお、新規申し込みは受け付けない。

[男子]20名[女子]18名
■ジュニア■ユースA■ユースB■ジュニア■ユースA■ユースB
長谷川 慎平
尾崎 真人
大橋 柾弘
佐藤 秀一
藤原 健太
羽鎌田 直人
新田 龍海
橋場 友祐
樋口 純裕
杉本 怜
水口 勝登
林 富明
細田 匠
村井 隆一
沼尻 拓磨
渡部 圭太
津守 暁斗
山内 誠
中山 智晴
新川 裕希
梶山 沙亜里
門間 希美
戸根木 麻衣
泉 香奈子
長谷川 美玲
小川 弥生
佐野 珠藻
伊藤 香奈
山田 紗弓
古川 佳奈
小塩 沙生
小田 桃花
安田 あとり
飯田 あずみ
大田 理沙
山縣 茜
新城 綾那
水口 僚

(北山 真 2008/10/12)

前ワールドカップ第5戦 ベルギー

* 9月26、27日、小さな壁で有名だったベルギー、プールズ大会だが、今年から逆に世界で最も立派な壁に生まれ変わったウォールで行なわれた。

* 男子はラモン・ジュリアンが今期初優勝し、年間チャンピオン争いは、トーマス、ヨルグ、ラモンが僅差で最終戦(11月クラニ)にもつれこんだ。安間佐千は“衝撃の”成績「1」で最下位となった。なんとシューズカバーを履いたまま取り付いたことに気付き、地面に降りてしまったそうだ。スタートホールドを持ちながら脱ぐことも可能だったと思われるので悔やまれる。ただ、取り付き1歩スリップなど、これに近いことを大物選手はかならず一度はやっているものなので、安間も大物の仲間入りをしたということかもしれない。

* 女子はマヤ・ビドマーが優勝。前回のミナ・マルコビッチに続きスロベニア勢がヨハンナ・エルンストの独走をはばんでいる。野口啓代は好調を持続。5位に入賞した。

* 他の日本人の成績は、渡辺数馬23位、伊東秀和30位、小西大介45位、田中亜貴31位。

男子リザルト、 女子リザルト

(北山 真 2008/09/29)

前WC欧州ラウンド第2戦イムスト

* オーストリア、イムストで行われたWC第4戦。日本人は野口啓代が6位であった以外は、全員が前回より順位を下げる結果となった。安間佐千はひさびさの(?)準決勝落ちで13位。渡辺数馬32位、伊東秀和40位。小西大介48位。田中亜貴32位。

- 男子はひさびさにデビッド・ラマが優勝。女子はヨハンナ・エルンスト、マヤ・ヴィドマーを押さえ、ミナ・マルコビッチ。なお、WC史上初めて予選がフラッシングで行われた。

男子リザルト、 女子リザルト

(北山 真 2008/09/22)

前安間佐千4位、野口啓代5位
 ――ワールドカップ第3戦ベルン

* 今年のワールドカップリードの天王山、ヨーロッパ3連戦がまずベルンから始まった。全体にダンゴ状態が多い大会となったが(女子セミファイナルでは12人がダンゴ)、安間佐千が4位、ボルダーから切り替えた野口啓代が5位に入賞した。

* 安間はこれで年間ランキング3位。パチ、ヨルグ、トーマス、ラモンらがめまぐるしく入れ替わるなか、最もコンスタントに上位をキープしているのが安間といえよう。

* やはりボルダーからスイッチしてきた渡辺数馬が12位と健闘。伊東秀和は惜しくも28位、小西大介48位。

* 田中亜貴は28位だったが、サルカニー、イラティも同成績、特殊なルートであったことが想像できる。

男子リザルト、 女子リザルト

(北山 真 2008/09/14)

前アジアユース選手権 出場選手受付開始

* 10月31日〜11月1日に山口県セミナーパークでアジアユース選手権が開催されます。

* 先日行なわれたJOCジュニアオリンピックカップにおいて、ジュニア、ユースA、ユースBでそれぞれ8位まで(男子ジュニアのみ6位まで)に入賞された方で、出場を希望される方は、メールにて北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで9月20日までにご連絡ください。

(日本山岳協会競技委員会 2008/09/04)

前世界ユース選手権 速報 女子は2つの金メダル!!

リザルト

女子 ジュニア,ユースA,ユースB

男子 ジュニア,ユースA,ユースB

* 8月28日〜31日の4日間にわたりオーストラリアのシドニーで行なわれた世界ユース選手権に、日本は過去最大の20名が出場。

* 女子では野口啓代がジュニアで、小田桃花(右写真)がユースBで優勝した。男子は年毎に高くなっていく“世界の壁”の前に、堀創がジュニアで5位に、新田龍海がユースAで6位に入賞するのがやっとという状況だった。

(日本山岳協会競技委員会 北山 真、写真:篠崎 喜信 2008/09/02、
2008/09/07 写真追加)

前伝統の大会で小林由佳、銀メダル

* 7月25日、26日で行なわれた、フランス セレシェバリエ国際マスターで小林由佳が2位に入賞した。1位はスロベニアのミナ・マルコビッチ、3位はスイスのアレクサンドラ・アイヤー。男子優勝はラモン・ジュリアン。2位タイがパチ・ウソビアガとトーマス・ムラツェク。そして続く4位は好調を維持している安間佐千。

* 今年のリードの天王山、9月中旬からのワールドカップ3連戦に向け、ふたりに期待がかかる。

女子リザルト / 男子リザルト

(2008/07/29)

前安間佐千が銀メダル!

* 7月12、13日シャモニのリード・ワールドカップで安間佐千が2位に入賞した。予選完登、セミファイナルはラモン・ジュリアンと安間のみが完登。ファイナルではヨルグ・ベルホーベンに逆転優勝を許したが、2位を堅持した。3位はスロベニアのクレメン・ベカン。

* ボルダーで不調が続いていた渡辺数馬が、準決勝に進出し23位。伊東秀和41位。小西大介65位。

* 女子は前回の中国大会に続き16歳のヨハンナ・エルンストが、先輩アンゲラ・アイターを2位に退け優勝。小林由佳、野口啓代はともに13位で決勝進出はならなかった。

男子リザルト / 女子リザルト

(2008/07/14)

前野口啓代がボルダリングワールドカップでついに優勝

野口啓代

* 優勝は時間の問題と言われてきた野口だが、仏・モンタバンのボルダリング・ワールドカップでついに表彰台の真ん中に立った。野口は予選3位、準決勝4位と順調に進む。ここで現在最強よ思われるアンナ・ シュテールが8位で準決落ち。野口にとってまたとないチャンスとなった。

* 決勝はロシアのユリアと野口だけが全4課題完登、野口5アテンプト、ユリア6アテンプトで野口の優勝が決定した。日本人のワールドカップ優勝は、平山ユージに続き二人目。ボルダーではもちろん初めてである。

* 野口の優勝の前に影が薄くなってしまうが、堀創が大健闘の5位。準決勝はなんと2位だった。杉田雅俊はくやしい21位。松島暁人 、永田NOBUはともに35位(別グループ)。渡辺数馬43位。

女子リザルト / 男子リザルト

※ 当初、最終戦とお伝えしましたが、10月末〜11月初めのロシアが最終戦となります。お詫びして訂正いたします。

(2008/07/07)

前 アジアユースカップ選手募集(個人参加)

* 8月20〜24日、インドネシア・バリ島でアジアユースカップが開催される。従来のジュニア、ユースA、ユースBに加え、スパイダーキッズA、B、Cが用意され、7歳から19歳までの参加が可能となっている。競技もリード、ボルダー、スピードと盛りだくさん。

* ただし、翌週にはオーストラリアでの世界ユース選手権が開催されるので、なぜこの時期に?という感もある。参加条件は保護者同伴。参加希望、問い合わせは北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。希望者多数の場合は申し込み順とさせていただ きます。

(日本山岳協会 競技委員会 2008/07/02)

前リードWC開幕戦で安間佐千が銅メダル

* 中国・青海で開催されたリード・ワールドカップ2008第1戦で、安間佐千が3位に入賞した。男子リードでワールドカップの表彰台に上がったのは、平山ユージ(多数)、茂垣敬太(2003年中国)に続く3人目。優勝はトーマス・ムラツェク。2位は安間より1年年下のヤコブ・シューベルト。

* 女子では予選完登4人の一人に入り期待された小林由佳だが、準決勝で11位となってしまった。ちなみに小林と同じ位置でアンゲラ・アイターも落ちている。優勝はそのアンゲラの後継者、オーストリア脅威の15歳、ヨハンナ・エルンスト。これまで出場したすべてのユース大会で優勝。そして初出場のワールドカップでも優勝してしまった。ただし今回は昨年度のチャンピオン、マヤ・ビドマーが不参加、次戦シャモニでの対決が期待される。

* ほかの日本人も、伊東秀和が14位、田中亜貴が13位と健闘した。

(北山 真 2008/06/28)

前 ボルダリング・ワールドカップ第5戦 堀創が決勝進出

* 6月13、14日、イタリアのフィエラディプリミエロでの、ボルダリング・ワールドカッップ第5戦で、“アジア・チャンピオン”堀創が初の決勝出場で6位に入賞した。松島暁人は惜しくも準決勝落ちの8位、杉田雅俊が11位。男子優勝はデビッド・ラマ。

* 女子では、例によって(?)予選を全完登1位でスタートした野口啓代だが準決勝で一転、1課題のみの完登で10位という彼女にしては不本意な成績となった。優勝はまたまたアンナ・シュテール、年間チャンピオンをほぼ手中にしたといって良いだろう。

(北山 真 2008/06/15)

前 ボルダリング・ワールドカップ第3戦

* ボルダリングワールドカップ第3戦が、スイス・グリンデルワルドで開催された。男子は松島暁人、杉田雅俊、渡辺数馬、村岡達哉、堀創の5名が、女子は好調 野口啓代が参加。また来年度の世界選手権の会場ということもあり、視察を兼ね日山協から北山、小日向徹が同行した。

* 全体に年々平均レベルが上がっているようで、昔はよくいた“経験のために参加”といった感じの選手は皆無。男子はまず予選通過の20名に入ることが至難となってきている。精鋭メンバーで望んだにもかかわらず、日本人の通過は松島、堀の2名のみであった。

* 野口は予選通過は当然だが、翌日の準決勝もただひとりの全完登で1位通過。しかしながらまたまたオーストリアの“逆転女”アンナ・シュテールが決勝で実力を発揮、優勝をさらってしまった。さらにシャルロット・ドゥリフが2位に入り、野口は3位。

* 男子は準決勝からいきなり難しくなり、堀は完登なしで15位、あのソン・サンウォンも完登なしの17位。松島暁人は2完登3アテンプトで5位となり決勝に向かった。だが、その決勝はさらに難しくなり、優勝したロシアのドミトリーと2位のキリアンのみが2完登。松島は完登なしで6位となった。

* 今回、ひさびさにボルダリング・ワールドカップを間近で観戦して感じたこと。ひとつはいかに松島が世界の強豪を相手にがんばっているかである。リーチ差で松島にとってまったく不可能な課題が、必ず各ラウンドに2課題はあるのだ。つまり残りの2か3課題で勝負するしかない。そのハンデがありながらの健闘には頭が下がる思いだった。

* 野口の今後の課題は、メンタル面で言えば、決勝でそれまでのリラックスムード(これはこれですばらしいのだが)から、戦闘モードへの切り替えが必要ということだろう。「なにがなんでも登ってやる」といったまでの気迫が感じられなかった。またあくまで素人考えだが、フィジカルの面ではダイナミックムーブが弱点だろう。ランジのパートでは、高度的には十分に届いているのに保持できないというシーンが多く見られた。ただ、すでにこれだけの好成績を上げている野口であるから、もしこのためのトレーニングを行なうとしても、オフシーズンに行なうべきだろう。

(北山 真 2008/06/04)

前 第17回アジア選手権 続報

* 広州・懐集で開催されたアジア選手権は、既報のようにリードで安間佐千、ボルダーで堀創と日本人男子が2種目で優勝した。

* 参加全選手を通じて今大会でもっともすばらしいパフォーマンスを見せたのが、リードのスーパーファイナルでの安間佐千(右写真)だった。決勝で安間と韓国Hyunbin Minが完登、決勝と同ルートによるスーパーファイナルとなったのだが、そのスーパーファイナルの開始は安間が登り終えてわずか15分後の6時35分。安間より45分も早く登り終えていたMinとの体力の回復の差は歴然としていた。不公平だと抗議をしたが、日没も迫っており抗議は受けいれられなかった。二人とも完登した場合はクライミングタイムの早いほうが優勝となる。そして安間はそのような状況の中でも自身の能力を最大限に発揮し、Minに大差をつけ見事にスーパーファイナルを完登したのである。

* 女子はおそらく10年近く表彰台の中央に立っていない日本女子の優勝が期待されたが、またもや韓国の壁に阻まれてしまった。ただアジア選手権初参加の門間希美、そして男子でも角田大樹がそれぞれ5位と大健闘をし、ユース世代の今後の活躍が期待される結果ではあった。

* ボルダーは堀が優勝したものの、全体として見るとある意味残念な結果となってしまった。男子では予選で2位の茂垣、5位の安間、女子で同じく予選1位の小林由佳は準決勝で、茂垣5位、安間8位、小林由佳4位とやや後退。決勝での挽回を期待したのだが、雨天中止となり準決勝の成績で順位が確定してしまった。

* 今大会はボルダー女子で2位となったシンガポールの通称ペヤング、リード3位の韓国のハンを始め、初めて表彰台に立った選手や決勝進出を果たした選手が多かった。それだけアジア全体のレベルアップが進んでいる証拠だろう。

(篠崎 喜信 2008/05/30、5/31写真追加)


前 第17回アジア選手権速報 堀創 ボルダーで優勝

* ボルダー決勝は雨のため中止となり、準決勝の成績で決定となったようだ。男子は堀創が4課題を完登し1位。2位のソン・サンウォンも同成績だったが、カウントバックで堀が優勝。以下茂垣5位、安間8位、永田9位、村岡15位。

* 女子はキム・ジャインが実力を発揮。なんと4課題フラッシュで優勝。2位から5位までは2完登。小林由佳は4位となった。田中亜貴はジャンプアップの7位。

(2008/05/26)

前 第17回アジア選手権速報 ボルダー予選
 小林由佳、堀創 1位通過

* ボルダー予選では、初出場の小林由佳が、5課題中4課題をフラッシュして1位通過。同じく1位通過はノーマークのシンガポール選手。キムジャインは4課第6アテンプトで3位。田中亜貴は17位と出遅れたが、準決勝で大きく巻き返すことが可能な順位ともいえよう。

* 男子は、全員が5完登といううすばらしい結果。1位 堀は全てをフラッシュ、2位 茂垣が6アテンプト、5位 安間 7アテンプト、7位 村岡 8アテンプト、10位 永田 12アテンプト。

(2008/05/24)

前 第17回アジア選手権速報
 リードで安間佐千優勝、小林由佳2位

* 日本人は参加5人中4人、女子は参加5名中3人が決勝に進んだ。女子準決勝ではキムジャインのみが完登。2位となった小林は、決勝で逆転をねらったが、どうやら準決勝よりやさしかったようで、準決勝3位の韓国の新人ハンを含む3名が完登。準決勝のままの順位となった。田中亜貴が4位、門馬希美が5位と健闘。梶山紗亜里10位.金谷名恵21位。男子は安間と韓国のミンが決勝を完登(ソンは完登ならず3位)、スーパーとなり安間が優勝。他の日本人も伊東4位、角田5位、堀8位、羽鎌田10位、となかなかの結果だった。

* 24日からはボルダー。国内も含めボルダリングコンペ初出場の小林由佳、日本の”秘密兵器”村岡達哉の活躍が期待される。

(2008/05/24)

前 第17回アジア選手権速報
 日本人男子、予選を全員完登!

* 中国・懐集で開催されているアジア選手権の初日、リードの予選で日本人男子は5名全員(安間、羽鎌田、堀、伊東、角田)が完登で準決勝に進出した。男子ではこの他、韓国3名、イラン、中国各1名の計10名が完登。

* 女子では、小林由佳の他、韓国2名、カザフスタン、インド各1名の5名が完登。以下日本人は門間希美6位、田中亜貴10位、梶山紗亜里11位、金谷名恵21位だった。

(2008/05/22)

前 野口啓代 ボルダリング・ワールドカップ第2戦で銀メダル

* インド洋に浮かぶ、フランス領レユニオン島で行なわれたボルダリングワールドカップ第2戦で、野口啓代が2位に入賞した。

* この結果は無論すばらしいのだが、非常に残念だったともいえる。オーストリアのアンナ・ストウが世界選手権での大逆転を再現したのだ。準決勝最下位通過からの優勝である。選手権の時は7位にボーナスの2トライ差で通過だったが、こんどはたったの1トライ差である。ここで彼女が準決落ちしていれば、野口の初優勝となったに違いないのだが……。いずれにせよ、シリーズはまだ開幕したばかり。野口の優勝は時間の問題であろう。

* 野口の前にはかすんでしまうが、男子も松島暁人13位、渡辺数馬15位と健闘した。男子準決は4課題のうち2課題がだれもできず(ボーナスもなし)。結果2課題勝負と、あまり良い内容とはいえなかったようだ。

(2008/05/06 写真:松島 暁人)

前 ワールドカップ2008 開幕戦

* 4月18、19日、オーストリア・HALLで開催のボルダリングからワールドカップ2008が開幕した。来シーズンから前半(4月〜7月)ボルダリング、後半(8月〜12月)リードに分かれる予定だが、今年もすでに前半はほとんどボルダリングが中心となっている。

* 予選1位(全5課題一撃)で通過した野口啓代(写真右)は、準決勝3位、決勝4位とまずまずのスタートなったが、男子は最高が杉田雅俊の18位で、松島暁人、渡辺数馬、堀創は予選落ちとなった。課題数が減ったことにより、1回のミスもゆるされない、ますます厳しい戦いとなったといえよう。

* リザルト男子、優勝はKilian Fischhuber(AUT)、2位 Dmitry Sharafutdinov(RUS)、3位 Daniel Woods(USA)。リザルト女子は優勝 Anna Stöhr(AUT)、2位 Yulia Abramchuk(RUS)、3位 Angelica Lind(SWE)。

(2008/04/22 写真:千葉和浩)

前 第14回アジア選手権 日程

* 5月22〜25日、中国・広州で開催される。詳細は未定だが、日程からするとリードだけでなくボルダーも(そしてスピードも)行われるであろう。

(2008/01/26)

08年1月
第14回アジア選手権 日程
08年4月
ワールドカップ2008 開幕戦
08年5月
野口啓代 ボルダリング・ワールドカップ第2戦で銀メダル
第17回アジア選手権速報 日本人男子、予選を全員完登!
第17回アジア選手権速報 リードで安間佐千優勝、小林由佳2位
第17回アジア選手権速報 ボルダー予選
第17回アジア選手権速報 堀創 ボルダーで優勝
第17回アジア選手権続報
08年6月
ボルダリング・ワールドカップ第3戦
ボルダリング・ワールドカップ第5戦 堀創が決勝進出
リードWC開幕戦で安間佐千が銅メダル
08年7月
アジアユースカップ選手募集(個人参加)
野口啓代がボルダリングワールドカップでついに優勝
安間佐千が銀メダル!
伝統の大会で小林由佳、銀メダル
08年9月
世界ユース選手権 速報 女子は2つの金メダル!!
アジアユース選手権 出場選手受付開始
安間佐千4位、野口啓代5位――ワールドカップ第3戦ベルン
WC欧州ラウンド第2戦イムスト
ワールドカップ第5戦 ベルギー
08年10月
アジアユース選手権2008(山口大会)出場選手確定
アジアユース選手権2008(山口大会)宿泊、競技日程
08年11月
WCリード最終戦クラニで野口啓代3位――栄えある第1回の総合チャンピオンに


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