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前 アジアユース選手権 速報

日本選手団

日本選手団

ボルダー ユースB男子

ボルダー ユースB男子 手前が樋口、後方が新田

(写真クリックで拡大表示)

ボルダーの全リザルト

* 11月23〜25日、シンガポールで行われたアジアユース選手権が行われた。直前になってリードが中止でボルダーが入るなど、混乱の多かった大会だが、ともあれ無事に終了したとのこと。

* 日本人選手のボルダーの成績は以下の通り。この他、スピードで杉本 怜が2位に入賞している。

男子 ユースA
1杉本 怜
2長谷川 慎平
男子 ユースB
2新田 龍海
4樋口 純裕
5羽鎌田 直人
女子 ジュニア
2白石 愛美
女子 ユースA
3長谷川 美玲
4井本 美帆子
女子 ユースB
2平井 悠希

(小日向 徹 2007/11/27、12/01 写真等追加)

前 アジア選手権 速報

男子ボルダーの表彰式 女子ボルダーの表彰式

* 11月8〜11日、中国広州で行われたアジア選手権で、韓国のソン・サンウォンとキム・ジャインがリード、ボルダーともに優勝した。日本は小林由佳、松島暁人がワールドカップとの関係で欠場ということもあって、3個の銀メダル、1個の銅メダルとなった。

* なお、これに先立つ11月5、6日、中国の張家界で行われたアジアカップでは、リードで渡辺数馬が優勝している。

(北山 真 2007/11/16)


写真:右上 男子ボルダーの表彰式
同下 女子ボルダーの表彰式

写真提供:奈良憲司


(写真クリックで拡大表示)


女子 リード
1KIM Ja-InKOR
2HUANG LipingCHN
3LIU Hiu-yingHKG
4野口 啓代JPN
5SHIN Woon-SeonKOR
6LI ChunhuaCHN
7ILMAWATY LabanuINA
8梶山 沙亜里JPN
9田中 亜貴JPN
10池田 洋子JPN
11遠藤 由加JPN
男子 リード
1SON Sang-WonKOR
2安間 佐千JPN
3MIN Hyun-BinKOR
4茂垣 啓太JPN
5KIM Jang-HyukKOR
6伊東 秀和JPN
 渡辺 数馬JPN
8KIM Ja-HaKOR
9永田 乃由季JPN

女子 ボルダー
1KIM Ja-InKOR
2野口 啓代JPN
3HUANG LipingCN
4Shin Woon-SeonKOR
5尾川 智子JPN
6ILMAWATY LabanuINA
7ATIAMA PurmawatiINA
8田中 亜貴JPN
9WILDA Baco AchmadINA
10高橋 恵JPN
11梶山 沙亜里JPN
男子 ボルダー
1SON Sang-WonKOR
2茂垣 啓太JPN
3渡辺 数馬JPN
4DEVYATERIKOV ArtyomKAZ
5KIM Ja-HaKOR
6LAI Chi-waiHKG
7MIN Hyun-BinKOR
8KIM Jang-HyukKOR
9NURMANSY Ah PutraINA
10大山 史洋JPN
11KIM Ja-BeeKOR
12JAY KohSIN
13伊東 秀和JPN
21永田 乃由季JPN

前 アジア・インドアゲーム速報

会場

写真クリックで拡大表示

* マカオで開催されたオリンピック予備軍競技の祭典、第2回アジアインドアゲームズ。クライミング競技は10月29日から11月2日にかけて行われた。(右写真は会場の様子)

* 日本からは安間佐千、野口啓代、木村理恵の3名(写真 下)が参加。安間、野口がともに銀メダルを獲得した。木村も4位と大健闘。優勝はどちらも韓国で、ソン・サンウォンとキム・ジャイン。

(文と写真:北山 真 2007/11/05)

日本選手団

前 アジアユース選手権2007 開催決定

* 昨年はキャンセルとなり、今年も開催が危ぶまれていたアジアユース選手権だが、11月23〜25日にシンガポールで行われることに決定した。

* 今年のJOC、ユース選手権の上位入賞者(基本的に各カテゴリー3位以上、同成績の場合JOCを優先)で出場を希望される方は、北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。なお締切りは10月25日。

(北山 真 2007/10/09、10/23補足)


前 世界選手権速報
――野口啓代ボルダーで2位、小林由佳リードで4位

決勝の野口啓代 決勝の小林由佳

* 詳細は追って報告されると思うので、大きなニュースのみ。

* 女子ボルダーで野口啓代(右写真 上)は、ただひとり4課題を一撃しセミファイナルを1位で通過、ファイナルでも4課題を完登し(8アテンプト)実力を遺憾なく発揮したのだが、セミをギリギリの6位(2完登)で通過したオーストリアのアンナ・ストーが、ファイナルではなんと4課題を一撃、野口から金メダルを奪い取った。

* 女子リードはWCシリーズと同様にアンゲラ・アイターとマヤ・ビドマーの一騎打ちが予想され、好調の小林由佳(右写真 下)が3位との予想だったのだが、ミュリエル・サルカニーがなんとアンゲラとスーパーファイナルを演じるまでに復活。小林はこのベテランに表彰台を奪われるかたちとなり4位となった。

* この二人の女子に比べ日本人男子はいささか低迷ぎみ。ボルダー、リードの両エースは、松島暁人が12位、安間佐知が21位。堀創の19位(リード)は大健闘であろう。なお、平山ユージは春先からの疲労が完全には回復していないということで、出場を辞退。万全を期してWC加須に望む。

(北山 真 2007/9/24、写真提供:www.passiongrimpe.com


前 第2回国際クライミングトーナメント

女子表彰台

女子表彰台

男子入賞者

男子入賞者

* 9月10〜11日に中国、長治(チャンジー)にある岩場で「第2回国際クライミングトーナメント」がおこなわれた。世界から21カ国、男女45人のエントリーの中、日本からは遠藤由佳と飯山健治が参加した。

* 当初は「ディフィカルティ」でトップロープという情報しかなかったが、実際に行ってみるとスピード競技ということが判明。予選でこそ女子では渋谷由佳がダントツの1位であったが、多くの選手がリードクライマーだったこともあり、決勝では男女ともに中国選手が優勝して、盛大に大成功のうちに終了した。ちなみに渋谷は3位、飯山は最年長ながら5位でした。

* ホールドが欠けて落ちたり、出だしの核心(11bぐらい)で落ちる選手が半数近くいる中で、ジャリジャリ、浮いているホールド多数の60mもの長さを落ちずにオンサイト、6分台で登れたことはいい経験になりました。

(文と写真:飯山 健治 2007/9/17)


世界中から集まったスピードクライマー達

世界中から集まったスピードクライマー達

周辺に立ち並ぶ魅力的な壁

周辺に立ち並ぶ魅力的な壁

会場を埋め尽くす大観衆

会場を埋め尽くす大観衆

※ 第1回はもしかしたらフリーファン37号で河野誠一氏がレポートされた2002年の重慶での大会かもしれないが、定かではない。この時は何と、クリス・シャーマ、トミー・コールドウエルも出場している!!(編集者註 )


前 WC加須大会に参加される日本人選手へ

* 有料の施設に宿泊する予定の方は、現在IFSCのHPに発表されている指定ホテルに宿泊することをお勧めします。すべてのインフォメーションは、会場とここにのみ掲示されます。予約は日山協(03‐3481-2396)を通じて行ってください。

* ただしインフォメーションは同時にWEBにも発表しますので、見られる環境にあればOKです。あとはご自宅から通われても、知り合いの家に泊まられてもかまいません。ただし、事前にどこに宿泊しているかを北山(rock-snow@yamakei.co.jp)までお知らせください。こちらからも連絡がつく場所でお願いします。

* 受付は12日の15時から18時です。来られない場合は、事前にお知らせください。

* 20時からのテクニカルミーティングにも無理に参加する必要はありません。ただ、ここで決まった内容はオーダーとともにWEBに発表しますので、必ずそれを見てからお休みください。

* 予定では、13日のアイソレーションオープンは9:30、クローズは10:30になっていますが、クローズは11:00になると思われます。

* 加須のウォールを事前に登っておきたいという方はメールで村岡(aigdu-midi_way@nifty.com)までご連絡下さい。利用可能なのは、火、水、金曜の夜7時から9時の間のみです。(2007/9/4)

* 予定では、13日のアイソレーションオープンは9:30、クローズは10:30になっていますが、クローズは11:00になると思われます。


WC加須大会に参加される日本人選手へ ―― 追加情報9/27

* 現在のところ、10月12日 15時〜18時の受付に行けない、という連絡を、どなたからも受けていません。全員来ていただけるということでしょうか? なお特別強化選手以外は、5000円の参加費が必要です。よろしくお願いします。


WC加須大会に参加される日本人選手へ ―― 追加情報10/6

* IFSCのHPに発表されている指定ホテルに宿泊される方へ。ホテルの駐車場は台数が駐められないため、自家用車でおいでの方は市民体育館の駐車場を使用してください。ホテルの駐車場枠を選手用に1台でも確保できる場合は当日アナウンスします。その場合は選手同士で相談して乗り合わせてご利用下さい。

((社)日本山岳協会 競技委員会 北山 真)

前 アジアカップ 選手募集

* アジア選手権に先立つ11月5、6日、Changsha(長沙)でアジアカップが行われる。種目はリードとスピード。

* こちらは参加に条件なし。ただし全額自己負担、航空券の手配も個人で。賞金は、なんと1位 3000US$〜8位 300US$。

* 希望者は 北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。この大会のみの参加であれば締切りは9月末日。

* アジア選手権に継続できる日程になっているようだが、実はさらにこれに先立つ10月29日〜11月2日が、マカオでのアジアインドアゲームとなっている。3大会をスタッフ、選手が継続できて効率がよいという考えのようだ。「まったく中国はなにを考えているのやら」というのが正直な感想である。

(2007/8/29)


アジアカップに出場を希望する選手の方へ

* 当初、9月末締め切りと伝えましたが、航空券の関係で、締め切りを今週末(21日) とします。希望者は早めに、北山(rock-snow@yamakei.co.jp 、携帯:090-1695-3246)まで。

(2007/9/18)

((社)日本山岳協会 競技委員会 北山 真)

前 アジア選手権ボルダー 選手募集

* 11月8〜11日、中国の広州で行われる、アジア選手権のボルダー競技に出場する選手を募集する。日程がボルダーWC最終戦と重なり、松島暁人が出場しないことになったため。

* 女子も1〜2名を募集。ただし、全額自己負担。またある程度の実績が必要。希望者多数の場合は、ボルダリング・ジャパンカップの成績上位者が優先。

* 希望者は 北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。9月8日締切り。(2007/8/29)


アジア選手権日程(競技順)変更

* 広州のアジア選手権日程が、11月8、9日=ボルダー&スピード、10、11日=リードに変更されました。リードだけ、ボルダーだけに出場を予定されている選手は至急、希望の日程を北山(rock-snow@yamakei.co.jp 、携帯:090-1695-3246)に連絡してください。(2007/9/27)

((社)日本山岳協会 競技委員会 北山 真)

前 安間佐千 世界ユース2連勝

壁の全景

壁の全景

決勝の樋口純裕準決勝の安間佐千

樋口純裕(左)と安間佐千(右)

決勝の羽鎌田直人準決勝の堀 創

羽鎌田直人(左)と堀 創(右)

(写真:飯山 健治)

* 8月23〜26日に開催された、エクアドルでの世界ユース選手権に、日本人は4名出場。全員が好成績を上げた

* 筆頭はなんと言っても安間佐千。昨年のオーストリアでのユースA優勝に続いて、今回はジュニアで優勝。同カテゴリー出場の堀創も3位に入賞した。雨が続いたようで、この男子ジュニアを含む半分のカテゴリーがセミファイナルの成績によるものとなった。

* ユースBでは樋口純裕が堂々の2位、羽鎌田直人が5位。優勝はついにコンペデビューした、アダム・オンドラ。5.14dを三撃した超スーパーユースだ。

(北山 真 2007/8/27)

日本チーム

日本チーム集合


前 次 世界選手権とワールドカップ加須の出場選手決定

WC加須大会ロゴ

* 9月17日〜23日にスペインのアビレスで開催される世界選手権と、ワールドカップ加須大会それぞれの出場選手が決定した。

* 選考は、基本的に過去1年間の国内、海外のコンペの成績によるもの。また*印は協会推薦の選手。


世界選手権
リード男子平山ユージ、安間佐千、堀 創、渡辺数馬、伊東秀和、角田大樹
女子小林由佳、野口啓代
ボルダー男子松島暁人、茂垣敬太、渡辺数馬、堀 創、岡野 寛
女子野口啓代、尾川智子
ワールドカップ加須
男子 平山ユージ、安間佐千、松島暁人、茂垣敬太、渡辺数馬、堀 創、伊東秀和、角田大樹
中原 栄、小西大介、田中周兵*、小澤信太*
女子 小林由佳、野口啓代、榊原佑子、田中亜貴、遠藤由加、池田洋子、梶山沙亜里
堤きよ江、門間希美*、木村理恵*

(日本山岳協会 競技委員会 2007/8/25)

前 次 小林由佳 中国のワールドカップで3位入賞

* 中国、しかも青海省という遠隔地のためか、男子27名(過去最低?)、女子29名と参加人数自体は少なかったが、上位陣は全員出場しているのでヨーロッパの大会と遜色ない。この時期の好成績ということで、小林の世界選手権(9月)、WC加須(10月)での活躍に大きな期待がかかる。

* 女子決勝はセッターの手違いにより、1位から5位までが同じ場所で落ちるというものだったが、ほぼ準決の順位が反映されることになった。優勝はシャモニに続きマヤ・ビドマーで、アンジェ・アイターと同じく2勝2敗。ひさびさに女子も興味深いシーズンになりそうだ。

* 大混戦の男子はトーマス・ムラツェクが優勝。ちなみに男子の4戦の優勝者は全部違っている。

* ほかの日本人の成績は安間佐千11位、渡辺数馬12位、野口啓代17位。

(北山 真 2007/8/19)

前 次 中国の岩場で招待コンペ

* 9月11、12日、中国の山西省(Shanxi)、長治(Changzhi)近くのHUGUANの岩場で、世界各国から男女1名ずつを招待して、トップロープによるディフィカルティ競技(リード競技ではない!)が行われる。賞金は1位3,000USドル〜8位300USドル。北京までの交通費の補助として600USドルが支給される。

* アルコ、世界選手権が近いため、あまり強い選手は参加しないと思われる。ちなみに日本代表選手6名(平山、安間、松島、茂垣、小林、野口)は不参加。なお9日北京集合のため、実質行動は9日〜13日となる。

* 参加希望者は8月15日までにメールでrock-snow@yamakei.co.jp(北山)まで。


* 飯山健治・遠藤由加、という強力ペアが出場することになりました。

(北山 真 2007/8/1、8/17 追加)

前 次 松島、野口、今度はW銅メダル ボルダリングWC第6戦

松島暁人 表彰式

* 6月22、23日、イタリア・フィエラデプリミエロでのボルダリングワールドカップで、松島暁人と野口啓代の両名が3位に入賞した(IFSCのリザルト)。松島は予選55位、セミファイナルはギリギリの6位だったが、決勝では持ち前の勝負強さで挽回。前回自ら「このバカ強いのに、いつになったら勝てるんだろう」といっていたオーストリアのキランを、はやくも4位に退けての3位入賞となった。

* 野口は予選4位でスタートし、そしてセミでは前回と同様ただ一人の3完登で1位!ファイナルではナタリア・グロス、オルガ・シャラギナ(どちらもセミでは1完登)に逆転される形で3位となった。

* あまりに残念だったのが渡辺数馬。予選はなんと3位。しかもキラン、ドミトリー(ロシア 今回の優勝者)とともに3人だけの5課題完登である。だがセミではまさかの1完登で18位となってしまう。前回のチューリッヒ(リード)でも予選Bグループで、たった4人の完登者に名前を連ねている。昨年のアジア選手権で予選全課題一撃で1位というのもあった。このように、たぐいまれなる才能を時折発揮する渡辺であるだけに、近い将来それが結果に結びつくことを信じたい。一方、9月の世界選手権に向け、ここで結果を出しておきたかった岡野寛だが、23位という惜しい結果だった(ボルダーの予選通過定員は20名)。

* ちなみにチューリッヒの日本人の結果は、小林由佳が復活(?)の5位、渡辺数馬13位、安間佐千14位、平山ユージ16位、野口啓代24位(ハンガーを踏んだらしい)だった。

(北山 真 2007/6/24、写真提供:松島暁人)

 

前 次 松島暁人、野口啓代、W銀メダル!!
 ボルダリングWC第5戦

* 6月8、9日、スイス・グリンデルワルトでのボルダリングワールドカップで、松島暁人と野口啓代の両名が2位に入賞した(IFSCのリザルト)。

* 野口は予選16位と出遅れたが、セミファイナルでいきなりただ一人の4完登で首位に。ファイナルではトライ数3の差でナタリア・グロスに優勝を譲った。一方、松島は予選から全開。なんと現在ランキング1位のキラン・フィッシュベールとともに二人だけの全完登で2位。セミでは3位に順位を落としたも のの、ファイナルではフィンランドのNalle Hukkataivalを、ボーナスポイントのトライ数ひとつという超僅差で破り2位となった。

* 今年中にどちらかが(あるいは両名同時に?)表彰台の真ん中に立つ事も夢ではなくなってきたといえよう。

(北山 真 2007/6/10 )

松島と野口

写真提供:松島暁人

松島暁人

前 次 アジアユース選手権 再度日程変更

* 7月に予定されていたシンガポールでのアジアユース選手権が12月8、9日に延期された。昨年はタイでの開催予定が中止になったこの大会だが、今年もまたかという印象はまぬがれない。

(北山 真 2007/5/17)

前 次 安間佐千、ワールドカップ開幕戦で6位入賞!

* 5月11、12日、オーストリア・イムストで開催されたリードWC2007第1戦で、安間佐千が自己ベストの6位に入賞した(IFSCのリザルト)。

* 現在男子リード上位は、まさにガチガチの超強力メンバーで固められている。トーマス・ムラツェック、フラビオ・クレスピ、デビッド・ラマ、セドリック・ラシャ−、ヨルグ・ベルホーゲン、そしてパチ、ラモン、エデュのトリオ・ザ・スペイン(すべて優勝経験者)。しかもその数は決勝定員のまさに8名なのだ。幸い(?)アレックス・シャボは出場自粛状態のようだが。つまり他の選手が決勝に残るには、この8名のうちの誰かのミスを狙わなければならない。今回はフラビオがそれだった(予選5位から準決21位)。このひとつの空席に安間はみごと飛び込み(8位で通過)、決勝でさらに順位を上げた。この空席がもうひとつあれば……平山ユージは昨年のスペインと同じく9位で、残念ながら決勝には進めなかった。平山のこれまでの戦歴からすると9位では「残念ながら」と書かざるを得ないのだが、逆に「驚くべきすばらしい成績」とも言えることをつけ加えたい。

(北山 真 2007/5/13)

前 次 松島暁人、ボルダーWCで3位入賞!

男子表彰式

* 第2戦ソフィアでの野口啓代の2位に続いて、今度は第3戦オーストリア・ハルで松島暁人が3位に入賞した(IFSCのリザルト)。予選12位からラウンドごとに調子を上げ、準決勝6位、決勝ではあのデビッド・ラマを4位にしりぞけ3位となった。

* ボルダリングWCの日本人男子の成績は3位が最高で、岡野寛、茂垣敬太に続き松島は3人目。また野口は今回も好調を維持し4位入賞。年間ランキングで早くも5位となっている。

(2007/4/30、5/1 写真掲載)


前 次 野口啓代、ボルダーWCで銀メダル!

女子優勝者

* ブルガリア・ソフィアでのボルダリングワールドカップ第2戦で、初出場の野口啓代がいきなり2位に入賞(IFSCのリザルト)。女子のボルダリングWCで日本人が表彰台に上がったのは初めて。

* 優勝は第1戦では12位だったロシアのユリア。一方、男子の優勝はなんとトーマス・ムラツェック。ボルダーでの優勝ははじめてであろう。日本人男子は、予選通過は松島暁人(17位)のみ。岡野寛33位、渡辺数馬40位だった。

(岡野 寛(写真も) 2007/4/24)


前 次 アジア・カップ スパイダーキッズ

* 7月8日〜10日にインドネシア・ジョグジャカルタで開催される、アジアユースカップ(選手権ではない)にスパイダーキッズのカテゴリーが設けられた。

  • Spider kids A : 1994 - 1995生まれ
  • Spider kids B : 1996 - 1997生まれ
  • Spider Kids C : 1998 - 1999生まれ

* 出場希望者は北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。

* なお、出場は保護者同伴が条件となる。参加を希望される方は、この点にご留意いただきたい。

(2007/4/5)

前 次 アジアユース選手権、アジア選手権 日程変更

* 以下のような日程変更があった。
  アジアユース選手権(シンガポール) 7月7、8日 → 7月14、15日
  アジア選手権(中国・広州) 11月6〜9日 → 11月15〜18日

* なおどちらの大会でも、前の週にアジアユースカップ、アジアカップが行なわれる。継続しての出場をあてこんでと思われるが、選手の調整上選手権を優先し、協会としては派遣しない方針である。アジア選手権に至っては、クラニのWCとバッティングする日程への変更で、このあたりの中国の考え方には問題があるといえよう。

  アジアユースカップ(インドネシア) 7月8〜10日
  アジアカップ(中国・湖南省) 11月9〜11日

* アジアユース選手権の出場希望者は北山(rock-snow@yamakei.co.jp)まで。参加資格はJOCジュニアオリンピックカップ2006、JFAユース選手権2007のいずれかの大会で、各カテゴリー男子10位以上、女子5位以上の選手(ジャパンカップ、日本選手権の男子20位、女子10位以上でもOK)。

(2007/4/22)

07年4月
アジアユース選手権、アジア選手権 日程変更
アジア・カップ スパイダーキッズ
野口啓代、ボルダーWCで銀メダル!
松島暁人、ボルダーWCで3位入賞!
07年5月
安間佐千、ワールドカップ開幕戦で6位入賞!
アジアユース選手権 再度日程変更
07年6月
松島暁人、野口啓代、W銀メダル!! ボルダリングWC第5戦
松島、野口、今度はW銅メダル ボルダリングWC第6戦
中国の岩場で招待コンペ
07年8月
中国の岩場で招待コンペ
小林由佳 中国のワールドカップで3位入賞
世界選手権とワールドカップ加須の出場選手決定
安間佐千 世界ユース2連勝
アジア選手権ボルダー選手募集
アジアカップ選手募集
07年9月
WC加須大会に参加される日本人選手へ
第2回国際クライミングトーナメント
世界選手権速報――野口啓代ボルダーで2位、小林由佳リードで4位
07年10月
アジアユース選手権2007 開催決定
07年11月
アジア・インドアゲーム速報
アジア選手権速報
アジアユース選手権速報


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