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国際大会 2004年 2005年へ
アジアカップ2004
* 11月19〜21日にかけて、インドのUttaranchalでアジアカップ(通算第2回?)が開催された。日本からは男子が南裏健康、女子が南裏保恵と金谷名恵の3名が参加、南裏保恵が2位に入賞した。
会場は登山学校で、周囲はそれ以外何もない(町もない?)ところだったらしいが、選手への待遇はVIPクラスだったと言う。
(2004/11/30)
ワールドカップ2004終了
* スロベニア・クラニでのワールドカップ最終戦ではトーマス・ムラツェック(チェコ)とアンゲラ・アイター(オーストリア)が優勝。そのままこのふたりが年間チャンピオンに輝いた。アレキサンダー・シャボとミュリエル・サルカニーの連覇はどちらも3年でストップ(サルカニーは通算5回)。年間チャンピオンの男女両名がフランス人以外と言うのはワールドカップ史上初。また新しい時代がやってきたということだろうか。
期待の平山ユージは10位。目標としていたファイナル出場はならなかったが、3年ぶりの出場、最年長(?)ということを考えれば、大健闘といえよう。小林由佳は12位で、年間ランキング14位となった。これも4戦のみの出場で立派な結果であろう。ボルダーでは茂垣敬太が年間ランキング17位となっている。 (北山 )
WC年間ランキング
ディフィカルティ 男子 / 女子 ・ ボルダー 男子 / 女子
(北山 真 2004/11/30)
小林由佳 ワールドカップ・チェコで6位
* アジア選手権では体調が悪く不本意な成績だった小林由佳だが、11月13、14日、チェコ・ブルノーの大会で6位という好成績をあげた。¼ファイナルを9位で通過した小林は、½では5位と順位を上げ、ファイナルではアンジェラ・アイター、ミュリエル・サルカニーと同高度で4位タイ。¼の成績が考慮されるため、小林は最終的には6位となったが、ファイナルで現在年間チャンピオンを争っているアイター、サルカニーと同成績であったことは、なにか今後に大きな期待を持ってしまう。
優勝は女子がアレクサンドラ・アイヤー、男子がイタリアのフラビオ・クレスピでどちらも初優勝。
今週末はいよいよ最終戦クラニ。小林、伊東秀和、そして平山ユージが参戦する。
(北山 真 2004/11/30)
第13回 アジアチャンピオンシップ
ユージ惜しくも2位 風邪をおして出場の由佳は3位
* 10月30、31日、韓国のヨンガン(霊岩)でアジア選手権が行なわれた。
日本男子は平山ユージ、松島暁人、茂垣敬太、篠崎喜信、佐川史佳というまさに“ドリームチーム”でのぞんだが、結果は平山をのぞきいまひとつだった。平山はいきなりの“難しすぎる”クォータ−でまさかの6位(完登はソン・サンウォンのみ)。しかしここから立ち直るところがさすが元世界チャンピオン。翌日のセミファイ、ファイナルといずれも完登。しかしソンも譲らずどちらも完登。結局クォーターの成績が反映し平山は2位となった。
期待の小林由佳は10日間の風邪を引きずっての出場ということで、3位に終わった。欠員が出て急遽出場となった木村理恵の4位は大健闘といえよう。
(北山真 2004/11/1)
男子
1 | ソン・サンウォン | KOR |
2 | 平山 ユージ | JPN |
3 | チャエ・ミンウー | KOR |
4 | キム・ジャビー | KOR |
5 | 茂垣 敬太 | JPN |
6 | キム・ジャハ | KOR |
7 | キム・ジャンヒュク | KOR |
8 | クウェン・ヤンセ | KOR |
女子
1 | キム・ジャイン | KOR |
2 | ゴー・ミスン | KOR |
3 | 小林 由佳 | JPN |
4 | 木村 理恵 | JPN |
5 | フアン・リピン | CHN |
6 | ユン・ギョンイン | KOR |
7 | 真達 朋子 | JPN |
8 | イイマワティ・ラバヌ | IDN |
写真上:クォターファイナルの真達朋子。
ウォールはアジアでもっともすばらしいといって過言ではないだろう(ただしソウルから5時間)。
写真左:男女表彰式
[撮影:北山真]
The NORTHFACE ボルダリングカップ in ソウル
* 10月24日に韓国・ソウルで開催された同大会で渡辺数馬が優勝!
2位は韓国の若手、3位がソン・サンウォン。女子はキム・ジャインが
優勝、尾川智子は2位。
リザルト(PDF)
※ 閲覧時にAcrobatの韓国語パッケージがダウンロードされることがあります。
(北山真 2004/10/25)
ワールドカップ上海 小林由佳 5位入賞 !!
[撮影:北山真]
* 10月2、3日のワールドカップ上海(ディフィカルティ)に日本からは男女各2名が参加した。
まずは全員が1/4ファイナルを通過。注目の小林由佳は1/2を完登(6名)。ファイナルではあのナタリア・グロスを抜き、前回の7位から、2ランクアップの5位。このまま行けば次回は表彰台か?
真達朋子もクリップ飛ばしの“カミカゼクライミング”で17位と健闘。男子も小澤信太が20位、伊東秀和が23位とポイント圏内に入った。
優勝は女子が“ユース抜け”のアンジェラ・アイター、男子が“元祖オヤジユース”のトーマス・ムラツェク。アレックス・シャボは昨年に続き½落ち(信太と同高度!)。もう二度と中国には来ないと言ったとか?
小林はすでにほかの女子選手から注目されていて「これからのヨーロッパシリーズに参戦するのか」などと聞かれるシーンもあった。
(2004/10/4 北山真)
会場全景
中国ワールドカップ(ボルダー)速報!!
* ボルダリングの中国・Huzou(湖州)大会が9月25、26日に行なわれ、日本は男子、女子ともに3名のフルエントリー。決勝には松島暁人と尾川智子が出場した。
女子=尾川智子10位、外河有紀子14位、田井千香19位
男子=松島暁人10位、茂垣敬太17位、渡辺数馬19位
なお、優勝は男子がジェローム・メイヤー、女子がサンドリン・レベ。
(2004/9/27 北山真)
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