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前次第5回アジアユース選手権 in 香港

* 12月3日、4日、第5回アジアユース選手権が香港の中心地ジョルダンからすぐの、キングズパーク内の常設壁(屋外)で開催された。日本からは関東周辺はもちろん、北海道、京都、岡山などから大量15名が参加した。

* 事前には「日本人が表彰台を独占」といった噂が流れていたたが、蓋をあけて見れば、韓国はもちろん、アジア諸国の進歩は著しく、独占とまではいかなかった。

* セッターは飯山健治が務めたが、これまでのアジアユースの常識を覆す、非常にハイレベルなものとなった。当然ながら予選から完登はきわめて少なく、そんな中だけに、2日目の男子ユースAファイナルでの安間佐千の完登に会場は沸いた。

* 日本人の結果では、ユースAでの安間佐千(写真左)、野口啓代の優勝は予想どおりだが、ユースB女子で京都の井本美帆子(写真右)の優勝は嬉しい誤算だった。

* 今回は初めてスピード競技にも日本人が参加。北海道の国谷冬馬と野口啓代が2位、柴田晃一が3位に入賞した。

(写真/文:北山 真 2005/12/6)

安間佐千 井本美帆子 選手団

写真:上左 安間佐千、上右 井本美帆子、下 選手団

※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。

男子ジュニア
1JANG YONGHO(KOR)
2佐々木 悠吾 
3ALLAY PRASHANT(IND)
---- 
5柴田 晃一
小西 大介
 
男子ユースA
1安間 佐千
2MIN HYUNBIN(KOR)
3KIM DAEYEOB(KOR)
---- 
5堀 創
8中原 栄
10国谷 冬馬
男子ユースB
1LEE DONGGUN(KOR)
2杉本 怜
3PAN JINYU(CHN)
---- 
6太田 祐資
女子ジュニア
1CHEN LAI-SHO(HKG)
2ZHANG DAN(CHN)
3萩原 亜咲
女子ユースA
1野口 啓代
2門間 希美
3GUAN XIAOTONG(CHN)
4白石 愛美
女子ユースB
1井本 美帆子
2T.PUNTARIKA(THA)
3WANG CHI(TPE)
4梶山 沙亜里
野口 啓代

写真上:野口啓代


前次ワールドカップ2005最終戦(クラニ)

* 11月19日〜20日、スロベニアのクラニで本年のワールドカップ最終戦が開催された。日本からは立木孝明、小林由佳が参加。立木は29位、小林は8位だった。

* 最終戦を終えてのランキングを見てみよう。ワールドカップランキングではリード男子は、29位 伊東秀和、31位 平山ユージ、35位 安間佐千、47位 小澤信太、95位 立木孝明。同じく女子は8位 小林由佳、42位 野口啓代、56位 真達朋子。ボルダー男子は43位 茂垣敬太、女子は48位 尾川智子、51位 外河有紀子、56位 榊原佑子であった。

* CUWRで見ると、リード男子は27位 平山ユージ、34位 伊藤秀和、43位 安間佐千、55位 小澤信太、97位 立木孝明。同じく女子は10位 小林由佳、25位 野口啓代、51位 真達朋子。ボルダー男子は27位 茂垣敬太、34位 渡辺数馬、41位 松島暁人、52位 小澤信太、女子は46位 野口啓代、50位 尾川智子、56位 外河有紀子、59位 榊原佑子となる。CUWRについては、「ルール」日本語版の資料(P.51)を参照のこと。

* ここ数年(平山以外の)日本人の名前が増える傾向にあるのはうれしい限りだ。小林、安間、野口といった若手の活躍もあり、日本の競技レベルもようやく世界に追いつきつつあるということだろう。

(2005/12/5)

前次アルコ・ユースボルダリングコンペ参加者募集

* ロックマスターで名高いイタリア・アルコで、年末の12月27〜28日に、ユース(1992年〜1986年生まれ)対象のボルダリングコンペが開催される。この大会への出場選手を募集中。会場はこの季節であるからもちろんロックマスターの会場ではなく、アルコ町内に新設されたクライミングジム。出場希望者は北山真まで連絡されたい。

* ユース対象の国際ボルダリング大会は、これまで(少なくともICC関係の大会としては)例がない。開催地がコンペの会場としては伝統のあるアルコという点も含め、注目されるところである。

インフォメーション(PDF)

(2005/11/23)

前次アジアンインドアゲームズ2005

* 11月の14〜16日、タイのバンコクでアジアンインドアゲームズが開催された。これはアジアオリンピック委員会(OCA)が隔年で開催する大会。内容的には今年ドイツで開催されたワールドゲームズに近く、オリンピックで正式種目に採用されていない競技を集め、全体では45カ国が参加している。

* クライミングは、リードとスピードの2種目が開催。基本的なところはUIAA-ICCのルールだが、決勝への進出者の扱いが国当たり2名の枠があるなど、独特な部分がある(国体みたい?)。

* 優勝は男女とも韓国、男子がソン・サンウォン、女子がキム・ジャーインと順当勝ち。日本からは篠崎喜信、真達朋子と男女1名ずつが参加で、篠崎はタイムオーバーで11位。真達は決勝進出するも、思いがけないスリップで7位に終わった。

* 以下はルートセッターをつとめた飯山健治によるリポート。


 インドアゲームスといいながらもクライミングだけアウトドア。乾季ということで雨天対策はとられておらず、そういう時にかぎって最終日の朝にはしっかり豪雨が降って壁も会場もビチョビチョ。

 セミファイナルで、特に女子の順位が付いていなかったため、イコールコンディションという前提で選手監督了承の上で決勝を行う。「クライミングは山岳競技なんだから雨でも関係ない。雨はすぐに止む」と強行案のセッター・キム(韓国のキム・ドンヒュン)のいうとおり、雨もあがって男子の決勝とスピードの決勝も無事おこなうことができた。

 各国ともベストメンバーで出場してきており、日本だけが2人というさびしい参加に質問の嵐で対応に苦労した。結果だけ見れば完全に足元をすくわれたかたちだ。世界を目指すのもいいけど、アジアの勢力図も激しく変化してきているのがとても印象的な大会だった。


セミファイナルの篠崎喜信

セミファイナルで篠崎喜信はスラブに時間を取られてタイムオーバー(写真:飯山 健治)

セミファイナルの真達朋子

セミファイナル完登間近かの真達朋子
手前は男子2位につけた中国のリュウ
(写真:飯山 健治)

開会式

開会式(写真:篠崎喜信)

ファイナルの真達朋子

ファイナルの真達朋子(写真:篠崎喜信)

男子表彰式

男子表彰式(写真:篠崎喜信)

女子表彰式

女子表彰式 ジャーインの優勝はともかく2位の香港エンジェル(リュウ・ヒウ・イン)のしぶとさも見上げたもの(写真:飯山 健治)

※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。


(2005/11/23)
(2005/11/29写真追加)


前次ワールドカップ上海で小林由佳が3位入賞

小林由佳

女子3位の小林由佳

安間佐千

最年少で男子9位の安間佐千

女子優勝はマヤ・ビドマー

女子優勝はマヤ・ビドマー

* 10月の22〜23日のワールドカップ上海で小林由佳が3位に入賞した。また男子では、ワールドカップ出場年齢に達したばかりの安間佐千が9位に入った。

* 小林由佳はシャモニーに続き今期2回目の3位で、年間ランキングも7位となった。

* 最年少(16歳+20日)で初出場の安間佐千は、みごと9位に入賞。セミファイナルには中間にダブルダイノがあり、ここで次々と有力選手が落ちていった。最後は日本選手団全員で「落ちろ光線」を発射したが、あと一歩とどかなかった。

* 他の日本人も、伊東秀和15位、小澤信太16位、野口啓代15位、真達朋子19位、と全員が好成績をあげた。

* 優勝は男子ラモン・ジュリアン、女子はマヤ・ビドマーがアンゲラ・アイターの連勝記録にストップをかけた。

男子リザルト / 女子リザルト


ウォール全景

ウォール全景

写真:北山 真

※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。
(2005/10/24、10/26詳細及び写真掲載)


前次アジア選手権で伊東秀和が3位入賞

男子リード表彰式

男子リード表彰式

3位入賞の伊東秀和(決勝)

3位入賞の伊東秀和(決勝)

日本チーム、右端はイランの日本チーム担当者

日本チーム 右は現地の日本チーム担当者

優勝した韓国のソン・サンウォン

優勝した韓国のソン・サンウォン

写真提供:篠崎喜信

* 9月の23〜24日にイランで開催されたアジア選手権で伊東秀和が3位に入賞した。優勝と2位はともに韓国で、ソン・サンウォンとキム・ジャービ。女子は、韓国のキム・ジャーインが優勝。キムジャービとジャーインは兄妹である。2位、3位は中国のフアン・リピン、香港のリゥ・ヒゥインだった。

* 日本人選手の成績は男子の篠崎喜信が7位、女子の池田洋子が5位、金谷名恵は7位だった。

* イランはここ数年クライミングにかなり力を入れてきており、国内チームの強化にヨーロッパからコーチを招いたりしていると言う。また国際大会の招致にも積極的だ。今大会の壁も、アリーナの天井高はさほどでもないが最終部分にかなりのルーフを持ち、写真で見る限り某国の大会の壁よりよほどいい。

* なお今回は日本からルートセッターとして立木孝明が派遣されたが、予定されていたもうひとりのセッターがビザの関係でキャンセル。文字通りの孤軍奮闘だったのではないかと思われる。


男子リザルト / 女子リザルト

女子リード表彰式

女子リード表彰式

壁の全景

壁の全景 
基部に立つのはルートセッター立木孝明


※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。
(2005/9/25、10/8 補足と写真追加)


前次世界ユースで安間佐千、野口啓代がともに3位入賞!

セミファイナルで終了点に迫る野口啓代

セミファイナルで終了点に迫る野口啓代
中国の壁は相変わらず巨大

安間と野口

氷が無いためアイスクリームで
アイシングする安間佐千と野口啓代

ジュニア1/2の佐々木悠吾

ジュニアセミファイナルの佐々木悠吾

写真:飯山健治

* 8月の25〜28日に北京で開催された世界ユースのリザルトが発表された。男子では先日のJOCジュニアオリンピックで総合優勝した安間佐千がユースAで3位に入賞。女子でも、先の世界選手権でリード3位の野口啓代が同じくユースAの3位となった。なお参加者数は36ヶ国から計308名(男174名、女134名)。アジアからの参加で表彰台に立ったのはこの二人のみ。昨年のジャパンカップ(札幌大会)で小林由佳を下した韓国のKim Ja-in(女子ユースA)も22位にとどまった。

* その他の日本人選手は、男子ユースAで堀創 13位、中原栄18位。男子ジュニアで柴田晃一が10位、佐々木悠吾 17位、小西大介 33位。


日本選手団

日本選手団

ジュニア予選の柴田晃一

ジュニア予選の柴田晃一


※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。

(2005/8/29、8/31 一部補足/写真追加)

前次オセアニア選手権 出場選手募集

* シドニーで10月7〜9日に開催される、オセアニア選手権への出場依頼がきている。

* 現在コンチネンタル選手権が開催されているのは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア、そして昨年よりオセアニア地区が加わった。ただしオセアニアといっても実質ニュージーランドとオーストラリアの二カ国というさみしい状況である。そこでアジ ア地区からの参加を募集するということだ。

* ただし、まがりなりにも招待選手であるから、ある程度の実力がある方に限る。国内大会の予選通過程度以上が望ましい(オンサイト男子5.12c、女子5.12a以上)。興味のある方は北山(rock-snow@yamakei.co.jp)までご連絡を。なお、あたりまえだが、これに優勝したからと言ってオセアニア地区の代表選手になれるわけではない。

(北山 真 2005/8/24)

前次尾川智子がアメリカのボルダリングコンペで優勝!
 茂垣敬太もクリス・シャーマに続き2位

* 8月17日、ソルトレイクシティのフロントクライミングジムで行なわれた、マムート・センドフェストのボルダリングコンペで、尾川智子は、全米代表のエミール・ハーリントンなどの強豪をおさえ見事優勝。茂垣敬太もクリス・シャーマに続く2位という素晴らしい成績をあげた。

(Rock & Snow 北山 真 2005/8/23)

前次WORLD GAMES 2005

男子優勝者
女子優勝者

* 世界選手権に続き、同じミュンヘンで7月14日〜24日(クライミングは22〜23日)にワールドゲームズ2005が開催された。今回からクライミングが競技採用されたが、出場資格が厳しく残念ながら日本選手のエントリーはない。種目はリード、スピードのみでボルダーはなし。

* 男子リードの優勝はパチ(スペイン)、女子はアイター(オーストリア)。なお女子の4位に韓国のキム・ジャインが入っている。


写真:飯山健治

※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。


(2005/7/27)

前次ヨーロッパ・ユースオリンピックで公開競技に

* 日本山岳協会(JMA)の広報誌「登山月報」436号に、国際山岳連盟(UIAA)理事会(5月14日にオランダで開催)の報告が掲載されており、それによるとクライミングがヨーロッパ・ユースオリンピックの公開競技に決定したと言う。この決定は「今後のオリンピック種目への足がかりとして注目される」とのこと。先日の世界選手権でもかつてない参加国数を集めており、採用に向けてこのところ動きが活発化しているようだ。UIAAとしては2016年大会での採用を目標にしているとのことである。

(2005/7/22)

前次ワールドカップ シャモニで小林由佳が3位入賞!

* 7月12〜13日のワールドカップ シャモニ大会で、小林由佳が3位に入賞した(リザルト)。小林はこれで」CUWRも13位につけた。

* ちなみにこの大会は、フランスでの開催には珍しくリードとスピードでボルダーがない。スピードは相変わらずというか、ロシア勢が圧勝しているようだ。

(2005/7/19)

前次WCチューリッヒで伊東(秀)、小林(由)が健闘

* 世界選手権のニュースに隠れてしまったが、この一週間前に開催された、ワールドカップ・チューリッヒ大会で、小林由佳が8位、伊東秀和が12位という好成績を上げた。ワールドカップのプ男子リード12位は平山ユージ(優勝多数)、茂垣敬太(3位)、小山田大(4位)、寺島由彦(7位)、立木孝明(9位)に続く歴代6番目の成績。ちなみに7番目は柘植 求の14位。

(Rock&Snow 2005/7/19)

前次世界選手権で野口啓代が3位入賞!

茂垣敬太

予選2位通過後、
TVの取材を受ける茂垣敬太

ボルダー男子表彰式

男子ボルダーの優勝はサラバット
(ロシア)

* 7月1〜5日の日程で、ドイツのミュンヘンでおこなわれている世界選手権で野口啓代が3位に入賞した。リザルト(大会公式サイト)

* また、茂垣敬太がボルダーの予選を2位で通過したものの、決勝では11位に終わった。

* 日本人選手の成績は下の通り。なお日本チームはチーム総合成績で5位につけている(国別の総合成績は本年のルール改定から盛り込まれたもの)。


男子リード 女子リード
14.平山 ユージ 3.野口 啓代
34.小澤 信太 11.小林 由佳
40.渡辺 数馬 27.真達 朋子
55.篠崎 喜信   
59.伊東 秀和   
男子ボルダー 女子ボルダー
11.茂垣 敬太 21.野口 啓代
13.渡辺 数馬 29.尾川 智子
16.松島 暁人 38.真達 朋子
23.小澤 信太 55.外河 有紀子
    60.榊原 佑子

野口啓代

女子決勝。巨大なはりぼての下でレストする野口啓代。この前後で多くのクライマーがフォールした

茂垣敬太

予選2位で通過した茂垣敬太。残念ながら決勝で11位に後退した。写真は決勝6課題目



日本選手団

日本選手団

写真:飯山健治

※ 写真クリックで拡大画像が表示されます。

(2005/7/3、7/5 追加、7/12 追加、7/19 修正、7/27写真追加)

前次アジアンXゲーム・ボルダリングで茂垣敬太優勝!

* 5月28、29日韓国でおこなわれたアジアXゲームで茂垣敬太が優勝した。

* 試合は韓国オールスター軍団に、日本が茂垣、渡辺数馬の2名で立ち向かう形になったが、茂垣が持ち前の勝負強さを発揮した。2位はあのソン・サンウォン、渡辺は7位。

* 女子も尾川智子が2位、外河有紀子3位と健闘、オーストラリアの(この大会は伝統的にオセアニアを含んでいる)サマンサ・ベリーが2年連続優勝。あのキム・ジャインは4位に終わった。

(Rock&Snow 北山 真 2005/5/31)

05年12月
第5回アジアユース選手権in香港
05年11月
ワールドカップ2005最終戦(クラニ)
アルコ・ユースボルダリングコンペ参加者募集
アジアンインドアゲームズ2005
05年10月
ワールドカップ上海で小林由佳が3位入賞
05年9月
アジア選手権で伊東秀和が3位入賞
05年8月
世界ユースで安間佐千、野口啓代がともに3位入賞!
オセアニア選手権 出場選手募集
尾川智子がアメリカのボルダリングコンペで優勝!
05年7月
WORLD GAMES2005
ヨーロッパ・ユースオリンピックで公開競技に
WCシャモニで小林由佳が3位入賞!
WCチューリッヒ 伊東(秀)、小林(由)が健闘
ボルダリングジャパンカップ開催決定
世界選手権で野口啓代が3位入賞!
05年5月
アジアンXゲーム・ボルダで茂垣敬太優勝!
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