JFA  Japan Free Climbing Association
トップ NEWS Competition 岩場整備 freefan 安全と保険 初登/再登情報 リンク

Competition   〜コンペのページ〜

コンペの
トップ
スケジュール 国内
リザルト
国際大会 ダウンロード
(資料・その他)
日本山岳協会
(JMA)関係
リード ボルダー ユース その他

国際大会 2010年    2010へ2011年へ  2009年へ 2009年へ

前 第19回アジア選手権
――女子は野口啓代とキム・ジャインが激突、男子は韓国の“小さな巨人”ミン・ヒュンビンが圧勝

男子ボルダー入賞者

男子ボルダー入賞者

女子ボルダー、レスト中の野口(左)とキム

女子ボルダー、レスト中の野口(左)とキム

会場全景

会場全景

* 9月17〜19日、中国/長治で第19回アジア選手権が行なわれ、日本からは男子6名、女子3名が参加した。イラン、中国、カザフスタンなどの成長は感じられたものの、表彰台はいつもどおり日韓が独占した。

* 男子は韓国のミン・ヒュンビンにつきる、といっても過言ではないだろう。身長(160p未満)のハンディをものともせず、リードではあのソン・サンウォンを破り、ボルダーでは世界3位の堀創に競り勝ち、優勝した。

* 女子はまさにジャイン対アキヨの対決。リードに関してはジャインの圧勝(完全試合=予選・準決・決勝すべて完登)。ボルダーは最後の一手まで分からない、息をのむ展開となったが、こちらも野口の完全試合(予選・準決・決勝、全課題一撃)で終了した。

* 最後に、ボルダー→スピード→リードを連続して行なう、新しいカテゴリー、“オールラウンド”が、各国代表男女1名づつで行なわれ、野口と松島暁人がどちらも3位となった。

* 総メダル数に関しては、韓国の方が上だが、完璧なベストメンバーとはいえない(安間佐千、小林由佳が欠場)日本チームであったと言い訳しておこう。


男子
リード
1ミン・ヒュンビン
2ソン・サンウォン
3渡辺 数馬
4松島 暁人
5茂垣 敬太
ボルダー
1ミン・ヒュンビン
2堀 創
3茂垣 敬太
4渡辺 数馬
女子
リード
1キム・ジャイン
2野口 啓代
3シン・ウンセオン
ボルダー
1野口 啓代
2キム・ジャイン
3シン・ウンセオン
5萩原 亜咲

(北山 真/日本代表監督 2010/09/20)

前 世界ユース選手権2010エジンバラ

* 9月9日〜12日、イギリス、エジンバラで世界ユース選手権が行なわれ、日本は男子10名、女子9名で望んだ。予選はほとんどの選手が通過したものの、大多数の選手がセミファイナルで敗退(惜しかったのが、藤井快と島谷尚季の9位)。ファイナルに進んだのは、樋口純裕と小田桃花のみ。その2人ともファイナルでは最下位の8位。小田は出だしでのクリップミス。そこまで全完登(3名のみ)だっただけに悔しい結果となった。

(北山 真 2010/09/12)

前 リードWC第3戦で安間佐千が3位、年間ランキングも4位に

* WC第3戦が8月28〜30日韓国・春川でおこなわれた。隣国ということで日本からは男子11名、女子6名という大量の選手が投入されたが、結果を出したのは安間ひとりであった。

*また29日は雨で準決勝は男子が中断、女子は翌日に延期。30日は月曜日のため観客がほとんどなし、など運営面では疑問が残った。

* 男子はパチ・ウソビアガが復活、今年絶好調のラモン・ジュリアンが2位と、ベテランが安間、オンドラ、ラマ、シューベルトなどの若手を食い止める形となった。女子はキム・ジャインが抜群の安定感で、地元での優勝を達成した。

* 以下は日本人の成績。

男子3位 安間佐千、12位 新田龍海、14位 松島暁人、17位 角田大樹、19位 渡辺数馬、
20位 樋口純裕、22位 中原栄、24位 尾形和俊、29位 村井隆一、30位 小西大介、
33位 芝田将基
女子9位 野口啓代、小田桃花、19位 大田理裟、20位 飯田あづみ、22位 小林由佳、
23位 榊原佑子
決勝の安間

決勝の安間。このホールドを保持すれば2位だった。

(写真提供:篠崎喜信)

大所帯の日本選手団(写真提供:松島暁人)

(北山 真 2010/09/01)

前 リードWC第2戦・西寧で小林由佳2位、野口啓代3位

* 8月20、21日、リードWC第2戦が中国・西寧で開催された。初日は予選の途中から大雨となり中止となったが、男女とも参加が26名以下であったため、翌日はなにごともなかったかのように、セミファイナル、ファイナルが行われた。

* 女子はキム・ジャインが優勝、小林由佳がひさびさの好成績で2位、ボルダリングチャンピオン野口啓代が3位とアジア勢が表彰台を独占した。男子はアダム・オンドラとヤコブ・シューベルトがファイナルで同高度となり、セミをただ一人完登したアダムが優勝。安間佐千は5位だった。

(北山 真 2010/08/22)

前 野口啓代 最終戦で優勝 2度目の年間チャンピオン! 堀創も年間3位に

年間優勝の野口啓代と3位の堀創

* 7月30、31日、ボルダリングワールドカップ最終戦がミュンヘンで開催された。

* 女子は4名によるタイトル争いが繰り広げられたが、セミファイナルでクロエ・グラフティオとアレックス・ジョンソンが脱落。ファイナルは野口対アンナ・シュテールの宿命の対決となった。セッターの気合が入りすぎたのか課題は異常に難しく、ふたり以外はゼロ完登。そしてひとつの課題を野口は一撃、アンナは二撃となり、野口優勝、同時に年間チャンピオンが決定した。

* 男子はアダム・オンドラが異次元の力を発揮。20人中14人がゼロ完登というセミファイナルを、なんとただひとり全完登。ファイナルでもただひとりの3完登を決め、こちらも優勝とともに年間チャンピオンとなった。堀はセミファイナル1完登でギリギリ通過。ファイナルではひとつ順位を上げ5位に。みごと年間3位に入賞した。

(北山 真、写真:千葉 和浩 2010/08/02)

前 リードワールドカップ開幕 小田桃花 初出場6位、安間佐千は4位

小田 桃花

* 7月12日、13日、シャモニーでリードワールドカップ2010が開幕した。人気の大会ということで日本からも、安間佐千、渡辺数馬、新田龍海、松島暁人、小澤信太、小西大介、小林由佳、小田桃花、大田理裟の9名が参加した。

* 女子予選は両ルート完登が28名。小林は片方のルートで失敗しまさかの予選落ち。小田は両完登で通過。セミファイナルではのべ11名が巻き込まれる大ダンゴが発生。小田もここで落ちたがぎりぎり通過。ファイナルでは会心のクライミングで6位となった。

* 予選通過した日本人男子は安間、松島、小澤の3名のみ。小澤はセミで18位、松島は21位。安間は順調にコマを進め、ファイナルで4位となった。アダム・オンドラがまさかのファイナル最下位の9位。圧巻だったのがラモン・ジュリアンで、セミ、ファイナルともにただ一人の完登という「完全試合」を成し遂げた。

(北山 真、写真:千葉 和浩 2010/07/14)

前 ボルダリングワールドカップ2010大詰め

* 第6戦シェフィールドでは、堀創が6位、野口啓代が3位。女子はファイナル全完登が3名で、アテンプト数が1位のクロエは7、2位のアレックスが8、3位の野口が9という絵に描いたようなリザルトとなった。

* 男子優勝はアダム・オンドラ、これによってポイントは2位キリアン429ポイント、2位アダム415ポイントという僅差に。堀は326ポイントで3位。4位のラスタムが199ポイントなので、堀の年間3位は確定だろう。

* 女子はクロエが優勝し、アンナが9位となったため、大変な混戦模様。1位クロエ424ポイント、2位アンナ405ポイント、3位野口398ポイント、4位アレックス341ポイントで、この4名全員に年間優勝のチャンスがあると思われる。ミュンヘンでの最終戦(7月30〜31日)は、歴史的な熱戦となるであろう。

(北山真 2010/07/05)

前 急募!アジア選手権参加者

* 9月16日〜19日、中国・長治で行なわれるアジア選手権の参加者を募集します(英文要項(PDF))。ボルダリング(深谷)、リード(印西)の両ジャパンカップ決勝進出者は、北山(rocksnow869@gmail.com)まで、参加するかどうか至急ご連絡ください。不参加の場合も必ずご連絡ください。

* なお、費用は全額自己負担となります(賞金はあります)。また世界ユースからの継続はフライトの関係上できません。北京での乗り継ぐため、出発は13日、帰国は20日夜となります。

* その他詳細は、IFSCからの発表をご覧下さい。

(2010/06/29)


アジア選手権3日間に変更

* 9月16日〜19日に予定されていた、アジア選手権だが、場所が遠いうえに4日間というスケジュールに不満が多かったため、15日〜19日の3日間に変更された。参加選手は、日程(PDF)を確認されたい。

発表された新しい日程(PDF)

(2010/07/13)

前 堀 創 ボルダリングワールドカップ連続2位!――第4戦モスクワ

男子表彰式

* ボルダリングワールドカップ2010シリーズのど真ん中となるモスクワ大会で、堀創はヴェイルに続き2位となった。1完登:1アテンプト、 4ボーナス:4アテンプトという首の皮ひとつの6位で(7位との差はボーナスのアテンプト数1のみ)決勝に進んだ堀は、2完登のアダムに続き、1完登1撃で2位となった。ちなみに3位のキリアンは1完登2撃。

* 女子はアンナ・シュテールがひさびさの優勝、野口啓代は4位だった。

* 気になる年間チャンピオンだが、男子は前記の3人が、女子はアンナ、野口に加えベルギーのクロエ、アメリカのアレックスの4人の争いとなっている。男女とも最終戦ミュンヘン(7月30、31日)までもつれこみそうな様子である。

(北山真、写真提供:千葉和浩 2010/06/22)

前 堀 創 BWC第3戦ベイルで2位!

堀 創

* 6月4日、5日のアメリカ、ベイルでのボルダリング・ワールドカップ第3戦で堀創が2位に入賞した。日本人男子の最高順位タイ記録である。アメリカ系の課題だったのか、堀には相性がよかったようだ。

* 反対にこの手の課題が苦手な野口啓代は、めずらしいセミファイナル落ち(7位)となった。この他、杉本怜が12位、長谷川慎平が20位と健闘した。

(北山真、写真提供:長谷川慎平 2010/06/11)

前 BWC第2戦ウィーン――野口啓代 優勝 小田桃花 2位 堀創 5位

小田桃花

写真上:初出場で2位入賞という
驚くべき成績を上げた小田桃花

* 5月28、29日に行なわれたボルダリングワールドカップ第2戦で、日本選手が好成績をあげた。優勝した野口には悪いが、今回の最大のニュースは小田桃花だろう。

* 若干16歳(ワールドカップに出場できる最少年齢)でしかもワールドカップ初出場。すべての記録をチェックした訳ではないが、初出場表彰台の最年少記録と思われる。リードでの強さはすでに定評ある小田。チームジャパンにとって野口のようにボルダー、リードどちらもこなせる強力な戦力が加わった。とりあえずは、来週にせまったジャパンカップでの小林由佳との対決が楽しみである。

* 強豪入り乱れる現在の男子ボルダーにおいて、堀創の5位は見事。予選は1位通過だった。

(北山真、写真提供:千葉和浩 2010/05/31)

写真下:3位には韓国のキム・ジャインが入り、アジア選手が表彰台を独占

女子表彰式

前 世界ユース選手権出場選手の一部を内定

* JFAユース選手権の結果により、日山協選手強化委員会は、9月にエジンバラで行なわれる世界ユース選手権の出場選手の一部(ほぼ半数)を内定した。残りの選手は6月のリード・ジャパンカップ(千葉)、8月のJOCジュニアオリンピックカップ(富山)の成績で選考される。

■男子ジュニア新田 龍海、杉本 怜
■男子ユースA渡部 桂太
■男子ユースB島谷 尚季
■女子ジュニア大澤 咲子
■女子ユースA小田 桃花、安田 あとり
■女子ユースB尾上 彩、廣重 幸紀

(2010/03/28)

前 “Rock&Snow”#47掲載のワールドカップ日程の訂正

* “Rock&Snow”47号のコンペスケジュール中、ボルダリング・ワールドカップ開幕戦の日程が誤っています。4月30日、5月1日とあるのは、5月14日、15日が正しいので、出場を予定している選手は注意してください。

(2010/03/18)

前 韓国の国際ボルダリング大会で渡辺数馬が優勝

男子表彰式

* 恒例の韓国ソウルでのボルダリングコンペ、SPOEX 2010 The North Face Cup & Discovery Climbing Festivalが3月12日〜14日行われ、日本からは、堀創、茂垣敬太、杉本怜、松島暁人、渡辺数馬、長谷川慎平、野口啓代、萩原亜咲、小田桃花、大田理娑、簾内由希、といった豪華メンバーが参加。シンガポール、マレーシア、中国、台湾からの参加もあったが、実質日韓対決となった。

* 男子では渡辺数馬がみごと優勝。日本でもおなじみのソン・サンウォンが2位、3位にはユースの杉本怜が入賞。女子はこちらもおなじみのキム・ジャインが優勝。世界チャンピオン野口は苦手の“狭い系”課題を取りこぼし2位となった。ユースの小田が3位と大健闘した。

北山真(日本山岳協会競技部) 写真:江崎幸一

男子
1渡辺 数馬
2ソン・サンウォン
3杉本 怜
4茂垣 敬太
5堀 創
6キム・ジャービー
女子
1キム・ジャイン
2野口 啓代
3小田 桃花
4サー・ソル
5萩原 亜咲
6大田 理娑

(2010/03/16)

前 韓国ボルダリングコンペ選手募集

* 3月12〜14日、韓国・ソウルでアジア地区対象のボルダリングコンペ(SPOEX 2010 The North Face Cup & Discovery Climbing Festival)が開催される。宿泊、食事無料。出場選手には1日50USドルが支払われる予定。賞金は1位2500USドル、以下1500、800、400、300、200。

* ボルダリングジャパンカップ10位までの選手で、出場を希望される方は、北山までメールで(rocksnow869@gmail.com)。定員は男女各5名、締め切りは1月25日(月)。

(2010/01/06、01/19 変更)

10年1月
韓国ボルダリングコンペ選手募集
10年3月
韓国の国際ボルダリング大会で渡辺数馬が優勝
“Rock&Snow”#47掲載のワールドカップ日程の訂正
世界ユース選手権出場選手の一部を内定
10年5月
Bワールドカップ第2戦ウィーン――野口啓代 優勝 小田桃花 2位 堀創 5位
10年6月
堀 創 BWC第3戦ベイルで2位!
堀 創 ボルダリングワールドカップ連続2位!――第4戦モスクワ
急募!アジア選手権参加者
10年6月
ボルダリングワールドカップ2010大詰め
10年7月
中国・長治でのアジア選手権3日間に変更
リードワールドカップ開幕 小田桃花 初出場6位、安間佐千は4位
10年8月
野口啓代 最終戦で優勝 2度目の年間チャンピオン! 堀創も年間3位に
リードWC第2戦・西寧で小林由佳2位、野口啓代3位
リードWC第3戦で安間佐千が3位、年間ランキングも4位に
10年9月
世界ユース選手権2010エジンバラ
第19回アジア選手権


このページのトップへ