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* B-Session2006の第1戦 “Rhythm Cup by Patagonia”が、T-Wall東村山店で開催された。同時に、ファンクラスとして、“Rhythm Session”も11日におこなわれている。
* 今大会の特徴は何と言っても全ラウンドUIAA方式(いわゆるベルトコンベアー方式)で行われたことだろう。国内のボルダリング大会は会場の制約などから、特に予選ではセッション形式で行うのが主流だった。例外は、民間のジムでの大会としては、一昨年のJ&S 池袋店でのものが唯一ではないだろうか。このベルトコンベア方式は、なじみがない分、選手がどう感じているかが気になるところだが、意外に好意的に捉えられているようだ。全員がそうだというわけではないだろうが、聞いた範囲では「緊張感が続くのがいい」、あるいは「セッションでは、人のムーブを見て登った者がかえって上位に入ることがあって平等でない」といった理由で支持されている。
* 年末の慌ただしい時期もあってか、参加者は男子28名、女子14名と少なめ。だが会場の規模を考えると、この程度がちょうど良かったと言えるかも知れない。その中で男子優勝は渡辺数馬、2位 松島暁人、3位 清水淳。男子の上位二人は順当勝ち。男子3位の清水は高校生とのことだが、9月のボルダリング・ジャパンカップでも決勝に残っており、これからが楽しみな選手だ。女子は野口啓代が優勝、2位 真達朋子、3位 尾川智子と続く。
* 一般=ファンクラスとなる“Rhythm Session”は49名の参加。こちらは当然のことながら幅広い層が参加している。その中には小学生程度の参加者も含まれ、中には大人と互角に登るものもいる。これは本当の意味で層が厚くなってきていることの顕れだろう。
特別協賛 | : | rhythm patagonia |
協 賛 | : | ロストアロー、キャラバン、ネルソンクライミングジャパン、ハミックス、ウサミックス&アレ、ゴールドウィン、インターテック、草ホールド、モントレイル、パワーバー(順不同) |
写真提供:岡野 寛@T-Wall