日本フリークライミング協会
紹介
* 日本フリークライミング協会(以下JFA)は、フリークライミングの普及と競技の振興を目的に1989年に故 北川勇人 元理事長を中心に設立されました。現在では主に以下のような活動を行っています。
■ 岩場の環境保全、ボルト打ち替えなど |
環境委員会 |
■ 会報フリーファンの発行 |
広報委員会 |
■ 競技会(全日本マスターズ選手権)の開催、ユースの育成(強化選手の指定)など |
競技委員会 |
■ クライミングの保険、事故情報の収集など |
安全委員会 |
* 設立当初は競技会の開催が主要な活動とし、1992年以来シリーズ戦のジャパンツアーを開催してきました。これは財政的な事情から、'04年のシーズンをもって終了し、その後は日本選手権とユース選手権の2大会を毎年各1戦ずつ開催するようになりました。
* リボルト活動とアクセス問題への対応は1995年頃より行われていましたが、2000年頃より積極的にリボルトを推進、2010年頃より活動の中心は完全に岩場のアクセス問題に移行します。
* 競技はその後、2013年度に日本選手権とユース選手権は開催運営を(公社)日本山岳協会に移管。2014年度からユースクライミングを応援する会によって開催されてきたジャパンユースカップを共同開催(2016年で終了)。また2015年からは、50歳台以上を対象とした全日本マスターズクライミング選手権大会を毎年開催しています。
* そして2013年12月に安定した活動を図るために、NPO法人として再出発をおこなうことになりました。現在の会員数はおよそ2,300名です。これはJFAに加盟する地方協会や各地のクライミングジム有志や山岳会などの団体会員も含みます。
* 協会は個人会員のほか、多くの協力者、企業などの協力によって成り立っています。活動の中心である理事は、基本的にボランティアです。理事会などの協会の会合や事務的な業務などの活動はボランティア活動です。ただし、ボルトの打ち替え作業や、会報の編集・デザインワークなど、個人の時間を著しく割き、専門的な知識や技術を要する活動については、能力に応じて日当を支払います。
* 岩場整備作業には多くの個人、企業からの寄付をいただいております。また一般クライマーのボランティアによる協力も多数いただいています。
* またユース選手の強化には数多くのクライミングジムが、協会の認定した選手を1年間無料でジムを使用できるよう協力をいただいています。