リボルト情報:長野県・小川山 - スラブ状岩壁

【小川山・スラブ状岩壁作業報告】

JFA会員様からご連絡をいただきました小川山スラブ状岩壁(マガスラブ) の「風と共に去りぬ」の 2ピッチ目終了点の修繕作業と併せて以下の内容でリボルト作業をやらせていただきました。作業後問題なく登ることができます。

・風と共に去りぬ1ピッチ目終了点を立木から2mほど奥の壁にリング着きハンガーを使って移設しました。
・風と共に去りぬ2ピッチ目終了点のラペルステーションの上部のボルトが効いておらず抜けそうだったので、打ち替えました。(位置の移動はありません)
・風と共に去りぬ4ピッチ目終了点をリングボルトとRCCからリング着きハンガーを使用して1mほど左に移設(ガマルートの下降支点としても使えます)
・ガマルート5ピッチ目のビレイ点(2箇所あり)を打ち替え(ひとつはリング着きハンガでラペルにも使えます。もう一つはハンガのみ設置でセカンドビレイ専用)
・ガマルート5ピッチ目のランニングボルトの増し締め(スチール14mmカットアンカー+スチールハンガー)

今回の作業でエリアもいろいろと見させていただきましたが、まだまだ古い(悪い) ボルトやハンガー(スチール製のカットアンカーやオールアンカーなど) が残っております。

※ 今回の施工はメーカーの推奨する方法を出来る限り忠実に作業しておりますが、100%の安全を保証するものではありません
クライミングが持つ危険性を充分理解した上でトライされます様にお願いします

※ JFAの岩場整備作業は年会費や企業様や有志の方々からの賛助金で成立っています
未だ未入会の方や更新忘れの方が居られましたらこの機会に入会と更新をお願い致します

入会(更新) はこちらのサイトから ⇒ https://freeclimb.jp/join-us/

以上、よろしくお願いします。