注意喚起(エリア関連):東京都・御岳ボルダー

当協会宛に、青梅市市議会議員の方から「岩についたロジンを落とすいい方法はないか」との相談の連絡があり、電話で詳細お話しました。

先方の了解と周知依頼がありましたので、以下に内容を共有致します。

●御岳渓谷内のチョーク跡が議会内で問題視されだしている。

●クライミングの楽しさ、チョークの必要性は理解しているが、掃除の徹底とロジン入りチョークの使用自粛は周知願いたい。  

※相談者の方はクライミング経験あり。

●清掃活動をしている団体も確認できた。クライミングを排除したいわけではないので、協力・連携できることはやっていきたい。

●とは言え、状況が改善されない・悪化する場合は自粛要請看板の設置等の声も上がっている。

御岳ボルダー特有の状況(利用者数・途切れないトライ・岩質)、最近のクライミング事情等も説明して、一定のご理解はいただけました。

御岳ボルダーは関東で電車でも気軽に行ける貴重なエリアです。

今回は相談ベースでしたが、クライマー側の行動によって今後問題が波及していくことも十分に考えられます。

当地が観光地であり他の利用者が多いことも考慮し、特にロジン入りチョークの使用自粛、登攀後のブラッシングのより一層の徹底をお願い致します。

なお、奥多摩町・鳩ノ巣渓谷でも同様にチョークが問題視され出しているとの情報も提供いただきました。こちらの利用についても十分にご配慮下さい。